修斗4・23舞浜で斎藤vs宇野の世界戦 小谷が修斗初参戦

舞浜で世界戦を行う王者・斎藤(左)と宇野(撮影・小黒冴夏)

 プロフェッシィナル修斗の4月23日の千葉・舞浜アンフィシアター大会の一部対戦カードが24日、発表された。

 王者・斎藤裕に宇野薫が挑む世界フェザー級タイトルマッチが行われる。斎藤は現在、昨年9月にVTJでISAO、今年1月のマイク・グランディと連敗中。「負けたままでチャンピオンは嫌なので、自分自身、納得するために防衛戦をやらせてもらいます。これで最後でいいぐらいの覚悟を決めてやります」と決意を語った。

 宇野は「今回、修斗でタイトルマッチをさせてもらえることに感謝しています。2017年の宇野薫のMMA、修斗を、思いっきり斎藤選手にぶつけたいと思います」と話した。

舞浜大会に出場する福本、木内、箕輪、猿田(左から)(撮影・小黒冴夏)

 またストロー級の「猿田洋祐vs箕輪ひろば」「澤田龍人vs木内崇雅」の2試合も発表された。

 猿田は1月に行われた猿丸ジュンジとの次期挑戦者決定戦でドローに終わり、タイトル挑戦が棚上げされているが、「箕輪選手に勝ったら、次、タイトルマッチやらせてもらいます」とアピールした。

 箕輪も「こんなに早くチャンスをいただいた。負けない試合をしたい」、木内も「ストロー級のタイトル挑戦者がはっきりしないみたいなんで、ここできっちり勝ちます」と話すなど、今後のストロー級の行方を占い2試合となりそうだ。

 ライト級ではUFC参戦経験もありZSTライト級王者の小谷直之が修斗初参戦。福本よう一と対戦する。

 小谷からは「歴史と伝統のある修斗のベルトを取るため参戦を決めた」というメッセージが寄せられた。

 一方の福本は昨年10月に11年ぶりに修斗に復帰し泉彰洋に勝利を収めてい来の試合。「小谷選手にはちょっと回り道してもらいます。僕は調整がうまくいったら強いので、番狂わせを期待してください」と独特の言い回しで意欲を語った。