総合馬術・大岩義明&ザ・デュークオブカヴァン【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影:中西祐介 (2016年8月8日 リオ五輪 馬術 総合馬術 個人 大岩義明&ザ・デュークオブカヴァン)

 オリンピック種目の中で唯一動物とパートナーを組んで競技に挑むのが馬術だ。

 総合馬術のクロスカントリー競技では平均時速34.2kmのスピードで森林や水壕、丸太などの障害物を飛び越えていく。
人馬は固い信頼関係で結ばれているからこそ、困難な場面も共に乗り越えることが出来る。

 それは惜しみない努力と、人馬が共に過ごした時間があるからだ。

 私が撮影した一枚の写真から彼等の息遣いまで聞こえる、そんな写真を撮り続けていきたい。
(中西祐介)

■カメラマンプロフィール
撮影:中西祐介
1979年、東京生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、講談社写真部勤務を経て2005年よりアフロスポーツ所属。
ドキュメント写真を専攻した学生時代に始めたボクシング撮影をきっかけにスポーツ写真の世界に入る。
現在はオリンピックを始めとした報道写真、スポーツ選手の広告写真など、あらゆるスポーツ撮影を行いクライアントの好評を得ている。
同時に時間をかけた取材で丁寧にフォローしながら被写体を撮影するドキュメンタリー写真にも力を入れ、華やかな瞬間の裏側にある苦悩のドラマ、心の内側から発せられる感情表現に尽力する。
ライフワークはボクシングドキュメンタリー、馬術競技。
著書『「いい写真」はどうすれば撮れるのか?プロが機材やテクニック以前に考えること』(技術評論社)
日本スポーツプレス協会(AJPS)会員、国際スポーツプレス協会(AIPS)会員

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している

■アフロスポーツHP

Photographer


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