車いすバスケットボール・鳥海連志【プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:長田洋平 (2018年10月13日 2018アジアパラ競技大会 車いすバスケットボール男子決勝 鳥海連志)

鳥海連志 は戦うようにバスケをする。

勇気を持って巨大な相手と激しく競り合い、
しばしば派手に転ぶ。

その度に切れ長の瞳の奥に秘められた闘志が、
メラメラと静かに燃えるように映る。

彼のファイトスタイルはチームに勇気をもたらすと同時に、
フォトグラファーの感性に刺激を与えた。

試合の結果は強豪イランに1ゴール差の大熱戦の末に惜しくも敗戦。
最後のネットカットのシーンを彼がしっかりと目に焼き付けていたのが、
とても印象的だった。

撮影/文章:長田洋平

■カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している

■アフロスポーツHP

Photographer


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