ベテランと若手が激突!車いすバスケ天皇杯3位決定戦は因縁のリベンジマッチ

 昨年のカードから1年、ベテランと若手がリベンジマッチで再び激突した。

「天皇杯 第47回日本車いすバスケットボール選手権大会」の3位決定戦が12日、武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、ワールドバスケットボールクラブ(ワールド、東海北陸ブロック)がパラ神奈川スポーツクラブ(パラ神奈川、関東ブロック)に54−45で勝利し、3位に入賞。ベテランチームが強さを発揮した。



因縁のリベンジマッチ


 平均年齢37.7歳のワールドは、ベテラン選手が多く在籍。ディフェンスにおいて、相手チームにどんどんプレッシャーをかけたハーフコートバスケットが強み。対するパラ神奈川は、日本代表にも名を連ねる古澤拓也や鳥海連志など、若手の活躍が光る。鳥海のスピードと古澤の正確なミドルシュートが織り成すプレーは、国内随一を誇る。

 実は、両チームの対戦は、前回大会の1回戦でも戦ったカード。パラ神奈川は昨年、上位進出が予想されながら、ワールドに58−51で敗れ、準決勝進出を逃している。今年の天皇杯・3位決定戦では、その因縁の相手とのリベンジマッチになった。
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