【東京マラソン2019】世界のトップレベルが激走する、車いすマラソン

前列左から、マニュエラ・シャー、マディソン・デロザリオ、タチアナ・マクファーデン、喜納翼。後列左から、副島正純、マルセル・フグ、ダニエル・ロマンチュク、山本浩之、鈴木朋樹。
「東京マラソン2019」が明日3日行われる。大会を控えた1日、都内で、各部門の招待選手が会見。車いすマラソンも、国内外から招待された選手たちが出席し、レースへの意気込みを語った。

 女子の会見には、マニュエラ・シャー(スイス)、タチアナ・マクファーデン(USA)、マディソン・デロザリオ(オーストラリア)、そして日本から喜納翼(タイヤランド沖縄)が出席。4選手はコンディションは良好と笑顔を見せ、レースに全力を注ぐと宣言した。

 シャーは昨年大会で優勝、ベルリン、シカゴ、ニューヨークも制している。「昨年は良い年だった。去年の終わりと同じように、新しいシーズンのいいスタートをきりたい」と、にっこり。昨年大会で2位だったマクファーデンは「みんなとてもいい選手なので、レースを楽しみにしている」とコメントした。

 昨年3位だった喜納は「どの選手も世界トップで戦っている選手。こういった選手と走る機会はそう多いわけではないので貴重な体験になると思う」と、話した。
みんなの目標はシャー
 目標タイムを聞かれると、シャー、マクファーデン、デロザリオは、1時間43分と同じタイム。マクファーデンがシャーのボードを盗み見たと告白すると、デロザリオはマクファーデンのボードを盗み見たようだった。1人1時間38分とした喜納は「何も聞かないでください。(シャーが座っている位置が)遠かった」と笑いながらも、「自己ベストを出したい」と話した。

 男子の会見には、マルセル・フグ(スイス)、ダニエル・ロマンチュク(USA)、鈴木朋樹、山本浩之、そして副島正純が出席。

 昨年大会では、山本が優勝、鈴木が準優勝という結果だったが、今年はフグとロマンチュクという強力な選手も参加する。フグは来日直前までドバイでトレーニングをしてきたといい、「楽なレースではないと思うけれど、全力を尽くしたい」。ロマンチュクは「シーズンはまだ途中。このレースに集中したい」。ロマンチュクは初めての東京マラソンになる。

 山本は「強い選手が来ているので、どこまで自分が通用するのかチャレンジしてみたい」。鈴木も「どんなレースになるのか楽しみ」と話していた。

 車いすマラソンは明日3日、都庁前を9時5分スタート。
左から、マルセル・フグ、ダニエル・ロマンチュク。2人はお互いにリスペクトを払って