雨の東京マラソン【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:長田洋平 (2019年3月3日 東京マラソン2019)
今年も東京マラソンが終わった。
印象は雨と寒さ。
この二つに現場は大きく振り回された。

僕達カメラマンとしても雨中の撮影は正直言って気が重い。
機材故障のリスクもあるし、ゴールの速報写真をその場で送らないといけない使命もある。

ただ、いつも見慣れた光景も雨によって雰囲気が一変することもある。

今回の写真は市民ランナーのゴール後の姿を写したものだ。

祭りの後の侘しさや完走の達成感。
色んな思いを抱えて帰路に着くランナー達を濡れて鏡面のような水溜りを利用して撮影した。

その環境下でしか撮れない写真を撮る。
そう思うと雨の東京マラソンも悪くはない。


【カメラマンプロフィル】
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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