塚越仁志引退セレモニー「充実した現役生活でした」【3・30 Krush】

テンカウントゴングを噛みしめる(撮影・小林郁人)
 続けて朝に書いてきたという紙を見ながら「自分は22歳でシルバーウルフの門を叩き、26歳でデビュー、そしてKrushで戦うようになりました。みなさんの青春はいつだったでしょうか。自分はKrushです」と語り「大好きなシルバーウルフやKrushを去るのはやっぱり少し寂しいです」と本音を吐露。会場から「まだやれるぞ」と声がかかるも「やらないです」と応え笑わせた。
「でもこのリングで、この愛着ある衣装で最後を迎えることができて、本当に幸せです。ありがとうございます。本当にとても充実した現役生活でした」と時々声を詰まらせながら感動の挨拶。

 最後は最近の趣味だという川柳を披露。

「散り去りて、また咲き誇る、人生よ」
「みなさまの、気持ちいただき、旅に出る」

と詠むと会場からは大きな笑いと大きな拍手が起こった。

 最後は引退を記念し、テンカウントゴングに送られリングを降りた。
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