Sバンタム級でトーナメント開催。武居「3試合やる」と主役獲りを宣言【6・30 K-1】

K-1 KRUSH FIGHT王者の玖村将史も参戦
玖村修平と将史の兄弟対決実現なるか?

 このトーナメントで注目を集めるのが玖村兄弟の参戦。別ブロックに組み込まれたことからともに決勝に勝ち上がらなければ対戦することはないのだが、これは2015年の「-60kg初代王座決定トーナメント」で実現した卜部兄弟の兄弟対決と同じシチュエーション。

 兄の修平が「弟はK-1 KRUSH FIGHTの王者で、決勝では武居選手と弟がやると予想する人が多いと思うが、僕が武居選手に勝って、弟と決勝で世界最大の兄弟喧嘩をしたい。卜部兄弟の試合が記憶にあると思うが、それを超えた最強の兄弟喧嘩をしたい」と話せば弟の将史は「言いたいことを全部言われてしまった…」としばし沈黙。そして「本当はやりたくはないんですが、世界一になるために兄を倒さなければいけないのであれば仕方ない。兄は決勝に上がってきてくれると思うので、僕もしっかり上がって、卜部兄弟より盛り上げられるような兄弟対決をしたい」と話した。やる気満々の兄とやや消極的な弟、という構図は卜部兄弟の時とほぼ一緒。