真剣な眼差しと笑顔の石川佳純【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
撮影/文章:森田直樹 (2018年12月15日 ITTFグランドファイナル 女子 シングルス 準々決勝)
コートに入るとその表情は真剣そのもの。
その姿はとてもかっこいい。
それでも石川選手の魅力は笑顔にあると思う。

2018年ITTFグランドファイナルでの準々決勝の一戦は、かっこよさを写すのに必死だった。
いろいろ試行錯誤し、普段なら邪魔で入れない看板を画面下に少し入れ、より石川選手にスポットが当たるように
撮影したのを今でもよく覚えている。
この試合はフルセットのまでもつれ込んだためいつもより多くシャッターを切った。
しかし一番の魅力である笑顔の写真は撮影することはできなかった。

結果は敗戦。
悔しさを浮かべる石川選手を撮影しながら次は勝利し笑顔で試合を終えてほしいと心から願った。

それから石川選手を撮影する機会があまりなく、昨年のチームワールドカップの一度だけ。
次に撮影に行けるのはいつになるだろうか。東京五輪になるのだろうか。

そうなればあまりごちゃごちゃ考えずに撮影しよう。
最高の笑顔をストレートに表現しようと思う。
やはり石川選手の一番の魅力は笑顔にあると思うから。

■カメラマンプロフィル
撮影:森田直樹
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。
スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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