芦田愛菜、満点の星空でヒット祈願。原作者も演技を絶賛

6年ぶり主演作品に挑んだ芦田
 「今村さんが思い描いていらっしゃるちひろやストーリーがあるんだろうなと思っていました。家に帰ると宗教や両親のことで悩んでいるちひろ、学校では無邪気に楽しむちひろ、1人で考え込むちひろ、そういう多面的な部分を表現できればと思って演じていました」と芦田。「この映画は原作に忠実な作品。撮影の前日には、原作ではどんな風に描かれていただろうと何回も読み返して臨んだので、そんな風に言っていただけてうれしいです」と感想を語った。

 この日は芦田演じる中学3年生のちひろが恋するイケメン数学教師、南先生役の岡田将生からビデオメッセージが到着。ちひろに辛い言葉を浴びせるシーンもあり、複雑な心境だったという岡田は「映画を拝見しまして、自分の心がものすごく痛くて。しかし、泣かせるつもりでお芝居をしました。芦田さんには…すみませんでした!」と平謝り。これには芦田も「全力で演技をしていたのでね」と笑顔。「今度はぜひ仲の良い先生と生徒役で共演させていただきたいです。お願いします!」と再共演のラブコールを送った。映画『星の子』は10月9日から全国公開。