現役アイドルで女子プロレスのチャンピオン・渡辺未詩 プリンセスタッグ王座防衛戦に向け視界良好【東京女子プロレス】

愛野にバックブリーカーを決める渡辺

白昼夢エタニティで前哨戦に勝利


 渡辺はメンバーのなかでは最年少ながら、ソフトボールで鍛えたパワーファイトで頭角を現し、昨年11月3日の東京・両国国技館大会では、デビュー2年未満でタッグ王座に戴冠。その後、4度の防衛に成功し、ほぼ1年ベルトを守り通している。同団体旗揚げ史上最大の祭典「WRESTLE PRINCESS」(11月7日、東京ドームシティホール)では、実の姉妹の「爆れつシスターズ」(天満のどか、愛野ユキ)の挑戦を受けることが決まっている。

 10日に開催された東京・北沢タウンホール大会のセミファイナルで、渡辺は辰巳との白昼夢で、愛野、原宿ぽむ組と前哨戦を戦った。渡辺は「ゴツゴツ」と会場に音が響き渡るほど、愛野と激しいエルボー合戦を繰り広げると、レーザービームを一閃。続けて、カナディアンバックブリーカーの体勢に入ると、辰巳との合体技である白昼夢エタニティをさく裂させて、愛野をカバーし、3カウントを奪取した。