ミャンマーラウェイ世界王者・渡慶次幸平が無念のドクターストップ負け【REBELS.67】

小原が2RTKO勝ちを収める(撮影・蔦野裕)

小原のヒジで2カ所から出血


「REBELS.67」(11月8日、東京・後楽園ホール)で第5回Air KBZミャンマーラウェイ75kg級世界王者の渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)がキックボクシングでのプロ2戦目に臨み、小原俊之(キング・ムエ)と対戦。2RにカットによるドクターストップでTKO負けを喫した。

 渡慶次は前日会見で自らが出演するドキュメンタリー映画を告知。この日、勝って大々的にPRしたいところだったが無念の敗戦となった。

 試合は1R、ともにローキックでの探り合いからスタート。小原は左ミドル、左フックを打ち込んでいくと渡慶次も左フックで反撃。渡慶次はパンチからローにつなげるが当たりは浅い。小原は左ローを連打し渡慶次を追い込んでいくが、終盤、渡慶次は飛び込んでの右アッパーから左右のフックにつなげ小原をコーナーに追い込む。小原がここをしのぐと渡慶次はパンチの連打で追い掛けるが、小原はその攻防の中で、渡慶次の左ミドルをキャッチして左の縦ヒジ一閃。これで渡慶次が頭部から出血してしまう。
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