岩田剛典、デビュー曲Pの初小説『永遠の仮眠』表紙カバーに登場!“憂いや不安”演じる

 岩田剛典(EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が、日本を代表する音楽プロデューサーである松尾潔の初小説『永遠の仮眠』(新潮社)の表紙カバーに登場する。

岩田剛典(写真左)と松尾潔の表紙カバー撮影風景(©︎新潮社)

 岩田がパフォーマーとしてデビューした「三代目 J Soul Brothers」のメンバーを決めるオーディションの審査員で、デビュー曲「Best Friend’s Girl」のプロデュースを手掛けたのが松尾。第50回日本レコード大賞をはじめ、数々の受賞歴を持つ音楽プロデューサーの松尾だが、デビュー当時の大学生だった頃から交流を持つ岩田に鮮烈な印象を抱いていたという。「音楽業界のリアル」を小説として描いた本書は、主人公の音楽プロデューサー・悟が新人発掘オーディションの審査員を務め、デビューさせたシンガー・義人をプロデュースするというストーリー。デビュー前からお互いを知る深い関係性と、作品との共通項から表紙カバーで「登場人物の憂いや不安を演じて欲しい」と岩田に白羽の矢を立てた。

 松尾のラブコールでカバーモデルを務めた岩田は、その期待に応えるべくハードな革ジャンを着こなし、憂いを帯びた表情で遠くを見つめるなど見事に作品世界を表現。岩田は本書に対し「主人公である音楽プロデューサーとシンガーがスタジオで交わす会話は、本当にリアル。派手ではない、地味な会話の積み重ねで、信頼関係は培うから。自叙伝のような感覚で読みました」とコメントを寄せている。

 岩田の起用に、松尾も「デビューをきっかけに知り合ったダンス好きの大学生が、10年後には誰もが知る俳優として私のデビュー小説の表紙カバーに登場する。この事実こそ物語の名に値するのかもしれない」と自信を覗かせる。どんな困難の前にあっても音楽の、エンターテインメントの力を信じて信念を貫き通し、自らの生きる道を歩んでいくという物語は、コロナ禍の今だからこそ読者の胸に響きそうだ。岩田が表紙カバーに登場した松尾潔の書き下ろし長篇小説『永遠の仮眠』(新潮社)は2月17日に発売。

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