皇治が「天心のカバン持ち」と白鳥にカバンをプレゼント。梅野には「ひょっとこムエタイ」【RIZIN.29】

榊原CEOを挟み皇治(左)と白鳥の舌戦が続いた

梅野「コミュニケーション能力が高い。力がある」と皇治を評価

 これに梅野は「喋りがうまい。コミュニケーション能力が高いんじゃないかなと思う。でも結局同じ。僕は格闘技界でしっかり結果を残し、その後で知名度を、と思って格闘技と向き合ってきた。彼は知名度を先に得て、その後に本当の強さを証明しようとしている。目指しているところは同じだと思う。ただやり方が違うだけ。そのやり方はうまいと思う。いろいろと面白い発言もしている。すごいなと思う。男としてカッコいいと思うし、尊敬している。結果を残しているのが一番強い。力もない奴が言うのはかっこ悪い。それが一番嫌。彼の場合は現に力があるのでカッコいい」と最後まで紳士然と振る舞った。

 今回のトーナメントについては皇治が開催を要望していることが報じられると3者が反応。しかし皇治は髙橋のアピールには反応せず無視された格好となっていたのだが、髙橋は「無視されたとは思っていない。皇治君は地元も隣で昔から活躍を見ていた。スーパースターでここまで上り詰めた。このトーナメントも皇治君がいなかれば開催されることもなかった。僕のような大阪でやっている選手にもチャンスをくれて尊敬する。決勝で同じ大阪で盛り上げられたらと思う」と語った。皇治はトーナメント開催を要求する際に「ピーチクパーチクうるさい奴を黙らせる」という目的と共に「自分のように地方から出てきて頑張っている選手にもチャンスを」とも訴えていた。