大仁田厚から邪道魂を継承した“邪狼”壬生狼一輝がトーナメントV誓う【5・23 K-1】

恒例の試合後のマイクパフォーマンスを繰り広げる大仁田をじっと見つめる壬生狼(©K-1 )

壬生狼「僕に“邪狼”を名乗らせてください!」と直談判

 大仁田から激励を受けた壬生狼は「5月23日にK-1バンタム級日本最強決定トーナメントに出場することになりました。そこでトーナメントに向けて大仁田さんにお願いがあります」と切り出し、一枚の紙を取り出す。その紙には壬生狼自身が筆で書いた「邪狼」(じゃろう)の文字が。壬生狼は「大仁田さんの“邪道”から“邪”をいただき、壬生狼の“狼”と合わせて、僕に“邪狼”を名乗らせてください!」と大仁田に直談判。

 壬生狼の言葉を聞いた大仁田は「お前が“邪狼”を名乗ることは構わない。ただ人にはいろんな生き方がある。今日の俺の試合を見て、もう一度“邪狼”を名乗るかどうか決めろ」と返答。壬生狼も「分かりました。大仁田さんの試合を見て、決めさせてもらいます」と、大仁田の電流爆破を見た後、改めて大仁田のもとを訪れることとなった。

「爆破甲子園2021年春」で大仁田は4チーム参加の「爆破甲子園春のタッグトーナメント」に出場。大仁田はまさかの1回戦敗退となったものの、急きょ決勝戦が参加全選手による「電流爆破8人タッグデスマッチ」に変更。大仁田は「GWブラシ(五寸釘ダブルブラシ)」でスーパー・ササダンゴ・マシンを爆破し、見事に勝利を収めた。