ライト級王座戦のムサエフ「日本に勝つためにきました」、サトシは完全決着を予告【RIZIN.28】

トフィック・ムサエフ

戦争は勝つか負けるかだけでなく、生存できるか、あるいは死か

 サトシの柔術については「私にとって対戦相手の主要な技法がなんであろうと、関係ない。私にとっては精いっぱい戦って、日本のファンに見応えある、内容ある充実した試合を見せたいだけ」と語った。

 また、アゼルバイジャンを代表してライト級王座に臨むことについては「言葉ではなかなか表現するのが難しい。日本に勝つためにきました。そして、RIZINというなかで、自分の歴史を残したいと思っています」と必勝を誓った。

 今年4月には元サッカー日本代表で現在、アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーに所属する本田圭佑がムサエフと今大会に出場するヴガール・ケラモフとの3ショットをインスタグラムに投稿した。

 ムサエフは「実際に本田選手が来て、試合をして、そこに招待してもらって見に行き知り合った。彼のチームが4対1で勝ち、試合後、食事に一緒に行って、もっと親交を深めた。細かいことは覚えていないが、よく覚えているのはユニフォームを、自分とケラモフにプレゼントしてくれたことがいい思い出。本田選手は積極的でしかもポジティブな気持ちのいい方だと思う」と本田とのエピソードを明かした

 内戦での戦いの後に格闘技でも戦うことについては「MMAでの戦いというのは、勝つか負けるか。ふたつにひとつ。戦争となれば、勝つか負けるかだけでなく、生存できるか、あるいは死か。これが大きな違いだと思います」と語った。