加藤&千葉のダークソウルが難攻不落のリッキー&大和を破りWBCタッグ王座奪取【バリアフリープロレスHERO】

最後は加藤が逆さ押さえ込みで大和から3カウント

 ダークソウルは次期挑戦者決定戦への出場が決まっていながら、対戦相手の負傷欠場で流れるなど、不運が続いていたが、ようやくベルトにたどり着いた。加藤は「ベルトへの執念が違うよ。俺たちはこの団体に、このベルトを獲りに来たんだから。強いチャンピオンに勝って、ここにベルトがある。ベルトへの執念が彼らとは違う。誰が挑戦してきても絶対守ってやる。何カ月か空く? 次の防衛戦、さっさと決めろ」と言うと、千葉は「今日負けたら、もうここのリングには上がれないと思っていた。とてつもない相手だったけど、自分が耐えて加藤さんにつなぐ勝ちパターンでいけた」と胸を張った。

 実力者チームで、長期政権をも思わせていたが、王座から陥落したリッキーは「悔しいけどうまい。うまいだけ。強いのは俺たち。しばらく(GPSは)休むらしいけど、復活したら俺らでまた挑戦させてもらう」、大和は「もう1回! 今日は俺が負けたけど、必ずベルトを俺とリッキーさんで獲り返す。そのときまでベルト落とすんじゃないぞ」と王座奪回を期していた。

バリアフリープロレスHERO「HERO29」(8月13日、東京・新宿FACE)
◆第1試合 20分1本勝負
○渡辺宏志(5分34秒、コブラツイスト)海和択弥●

◆第2試合 30分1本勝負
○ケン・片谷、後藤恵介、清水来人(6分15秒、体固め)ワイルド・ベアー●、ワイルドZERO、大野“ワイルド”翔士
※パイルドライバー

◆第3試合 3WAYマッチ 30分1本勝負
×長井満也(11分53秒、無効試合)藤田峰雄×
※もう1人はUTAMARO。収拾つかず

◆第4試合 ミクスドタッグマッチ 30分1本勝負
○真霜拳號、真琴(11分11秒、無道)スーパータイガー、笹村あやめ●

◆第5試合 WBCタッグ選手権 60分1本勝負
〈挑戦者組〉○加藤茂郎、千葉智紹(11分18秒、逆さ押さえ込み)リッキー・フジ、大和ヒロシ●〈王者組〉
※リッキー組が2度目の防衛に失敗。加藤組が第4代王者組となる

◆第6試合 無制限1本勝負
田中稔、○土方隆司(9分17秒、体固め)藤波辰爾、友龍●
※フィッシャーマンバスター
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