兄・一貴の欠場で弟の大﨑孔稀がトーナメントに繰り上がり出場。優勝して那須川天心戦アピール狙う【9・23 RISE】

繰り上がりでトーナメント参戦が決まった大﨑孔稀

兄・一貴が練習中に右足骨折

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見が8月24日、東京都内で開催された。

「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」の準決勝で志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦予定だった大﨑一貴(OISHI GYM)が練習中に右足関節外果骨折のケガを負い欠場。リザーブマッチで勝利を収めていた弟の大﨑孔稀(OISHI GYM)が繰り上がりで出場することとなった。

 志朗はISKAムエタイ世界バンタム級王者で昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の優勝者。2月に那須川に敗れたものの、再起戦となった7月のトーナメント1回戦では滉大に延長の末、判定勝ちを収めている。

 孔稀はBOMバンタム級王者でRISEスーパーフライ級の3位。今年6月のRIZIN東京ドーム大会で那須川天心が行った1vs3マッチではパンチのみのルールで1R3分、真っ向から打ち合い、一気に名を売った。

 この日の会見には大﨑のみが参加。志朗は「残念ながら一貴選手との対戦は叶いませんでしたが、53kgトップの選手に変わらないので、より練習を重ねしっかり対策して9月23日は優勝します。大﨑一貴選手の一日も早い回復を祈ってます」とのコメントを寄せた。

 RISEの伊藤隆代表は「展開が全く読めなくなった。志朗とはテクニックとテクニックの差し合いになると思う。志朗からしたら兄・一貴より弟・孔稀のほうが作戦を立てにくいのではないかと思う」などと語った。

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