K-1初参戦の石井慧が判定勝ちで初陣飾り大阪大会出場をアピール【K-1】

序盤はローが冴えた愛鷹だったが… (撮影・小黒冴夏)

 北京オリンピック柔道男子100kg超級の金メダリストで総合格闘家の石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)が「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~」(9月20日、神奈川・横浜アリーナ)で初めて立ち技ルールでの試合に臨み、愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に延長の末、判定勝ちを収めた。

 石井は2008年の北京五輪後、プロ格闘家に転向。日本では「Dynamite!!」「DREAM」「IGF」「RIZIN」などメジャーイベントで活躍。現在は「HEAT」の総合ルールヘビー級王座に就いている。海外でも「Bellator」などさまざまな団体に上がり、現在は「PFL」などで活躍している。また練習拠点をクロアチアに置き、ミルコ・クロコップのチームに所属している。

 愛鷹は現在3連敗中ではあるが、2019年には当時、クルーザー級王者だったシナ・カリミアンにKO勝ちするなど、クルーザー級のトップ戦線で戦ってきた選手。今回はスーパー・ヘビー級での試合とあり肉体的なハンディは否めないが、ここまでの失点を取り返す大きなチャンスとなる試合だった。

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