ワイルド・ベアーが“ミスター聾プロレス”友龍を流血制裁の暴挙に怒りの正規軍・海和択弥が対戦要求【HERO】

ワイルド・ベアーが友龍を引き回す

 バリアフリープロレスHEROが2月26日、東京・新木場1stRINGで、半年ぶりの再開興行「HERO30~再起動 旗揚げ12周年記念大会」を開催。“ミスター聾プロレス”友龍と、ワイルド軍のワイルド・ベアーの遺恨決着戦は大荒れとなり、ベアーが友龍を流血制裁。これに怒ったHERO正規軍の海和択弥がベアーに対戦を要求した。

 1度はWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグのベルトをともに腰に巻いた友龍とベアーだが、昨年2月に王座から陥落すると、コンビを解消。同4月の川崎大会ではタッグマッチで対戦し、試合後にベアーがバックドロップを見舞う暴挙をはたらいたことで遺恨がぼっ発していた。

 序盤はグラウンドでのレスリングの攻防から、友龍がチョップをたたき込めば、ベアーがスピアで反撃するなどオーソドックスな展開でスタート。ところが、ベアーはチョークで攻め立て、場外戦に持ち込んだ。すると、ベアーはサーベル攻撃、鉄柱に額をぶつけると友龍は流血。さらにベアーはロープで友龍の首を絞め上げた。ここで、制止に入ったレフェリーをベアーが投げ飛ばして、レフェリーがベアーの反則負けを宣した。

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