大歓声はいつ戻る【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:松尾憲二郎(KOHEI UCHIMURA THE FINAL 2022年3月12日)
ここ最近、スポーツイベントの観客が増えている。
そんな会場でスポーツカメラマンとして仕事をしていると、この変化を非常によく感じる。
 
歓声は選手をより熱くさせていると信じている。私は写真を撮っているので確かな証拠もある。
声を出しての応援は、いまだに禁止されている。そんな状況でもスポーツをしていれば時として大歓声が沸き上がる。
 
歓声はシャッターチャンスも教えてくれるのでいつも助かっている。
その点コロナ禍では、どんなにいいプレーがあっても会場は静かなまま、リアクションは聞こえてこない。
これは意外と困ることだと思い知らされた。
 
撮り手はプレー中一瞬の集中をも切らさず、自分のみでそのプレーを感じて撮らなければいけない。撮影ポジションによっては撮りやすいが試合全体を把握しにくい、ということはよくある。
 
採点競技は、アスリートは何を美徳としているのか。
対戦競技は、得点価値がどのようなものか。
会場の空気感はどれほどか。
 
これらを写真で表現するのがスポーツカメラマンの役割だ。
 
 
■カメラマンプロフィル
 
★インスタグラム★
 
撮影:松尾憲二郎
1985年 東京生まれ
都立工芸高校デザイン科卒業
バックカントリースキーの撮影にあけくれ雪山を登ってきた。
2014年より「アフロスポーツ」に所属。現在は様々なスポーツを撮影している。
日本スポーツプレス協会 (AJPS) 会員
国際スポーツプレス協会 (AIPS) 会員
 
【取材歴】
2015 冬季ユニバーシアード(スペイン/グラナダ)、EAFF 東アジアカップ(中国/武漢)、柔道・世界選手権(カザフスタン/アスタナ)
2016 スキー遠征(モンゴル/アルタイ山脈)、リオデジャネイロパラリンピック
2017 冬季ユニバーシアード(カザフスタン/アルマティ)、冬季アジア大会(札幌)、夏季ユニバーシアード(台湾/台北)、フィギュアGPシリーズ(ロシア/モスクワ)
2018 冬季オリンピック(韓国/平昌)、夏季アジア大会(インドネシア/ジャカルタ)、体操・世界選手権(カタール/ドーハ)
2019 陸上・世界選手権(カタール/ドーハ)  
2020 東京2020オリンピック 聖火・採火式(ギリシア/オリンピア)
【個展】
2011 冷やしボブ(ボブ東京)
2014 YMK_展(EATME GALLERY 南青山)、YMK_展(UP LAND 札幌)
2016 SKIING MONGOLIA(代官山ヒルサイドテラス)、season(NIKON 新宿フォト・プロムナード)
【グループ展】  
2018 AJPS報道展 『鼓動』
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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