那須川天心と武尊が大晦日以来の対面。異例の2ショット撮影なし【THE MATCH 2022】

「何が何でも勝ちます」と語る那須川天心

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の会見が4月7日、都内で行われた。この日は大会名、チケット販売の詳細、追加ルールなどが発表された。

 そして会見の冒頭、武尊は「試合の詳細がいろいろ決まってきて試合に向けての練習も減量も調整もすべてうまくいっている。この試合を期待してくれている人たちが盛り上がってきているのも感じるし、それをパワーに変えて、練習を頑張っている。6月に最高の勝ち方で最高の勝利をするので、応援してもらえたらうれしい」、那須川は「言うことも特にない。絶対に勝ちます。必ず勝ちます。何が何でも、どんな結果でもみんなを信じて、僕が必ず勝つので。キックの最後の試合というか。僕の人生の中でも一番大きいことだと思うし、何が何でも勝ちます。それだけです」などとそれぞれ挨拶した。

 今大会はフジテレビが2時間の予定で那須川vs武尊戦を生放送、ABEMAがPPVで全試合を完全生配信する。

 地上波での生放送が決まったことについて那須川は「自分のテレビでの試合が最後に放送されたのが大晦日のRIZIN。そこからけっこう時が経ったと思う。また新たな舞台というか、新しい、こういう形でテレビで試合を見せられるのがうれしく思う。テレビもそうだが、いろいろなところで放送される。どこで見るとかあまり意識していないが、団体も一緒になったし、テレビもいろいろなところで放送される。みんな仲良くできるように近づいているのかなと思うので、引き続き、試合前から試合後までしっかり見てほしい」、武尊は「地上波で試合をしたいというのは僕がK-1に出た時からずっと言っていること。地上波のゴールデンタイムに格闘技を戻すという目的を持って、この何年間かやってきた。やっと地上波で試合ができるのはすごくうれしい。地上波でやってうれしいという意味は、見ようと思っている人だけじゃなく、たまたまチャンネルを回した時に“面白そう”と見てくれる人もいるだろうし、今まで格闘技に興味のなかった人が、そういうふうにたまたま見たことで格闘技にはまってくれたり面白いなと思ってくれたりすることが地上波のすごさだと思う。そういう意味で今回、フジテレビが地上波で生中継してもらえるのが心からうれしいし、初めて見るような人たちにも“格闘技最高だな”と思ってもらえるような試合をして必ず勝ちます」とそれぞれ語った。

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