右拳を痛め欠場の朝倉海の復帰について榊原氏「完治するまで期限を決めずに待つ」【RIZIN】

前日計量の冒頭、榊原氏が朝倉海の欠場について説明した

 RIZINの2度目の沖縄大会となる「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)の前日計量が7月1日、沖縄県那覇市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は当初、メインで朝倉海(トライフォース赤坂)が昨年大晦日以来の再起戦に臨む予定だったのだが、右拳のケガで6月30日に欠場が発表された。

 今回の朝倉欠場の経緯についてRIZINの榊原信行CEOが説明した。それによると朝倉は「治療は後にして痛み止めを打ってでもリングに上がる」と最後まで出場の意思を見せ、出場するためさまざまな治療を施したものの、最終決定となる水曜日の段階で痛み止めを打っても痛みが取れないうえに拳を握れない状態とあって「選手生命にかかわる重篤な事態を招きかねない」とドクターストップがかかったという。

 このケガについてはもともとRIZIN参戦前の約6年半前に右拳を痛め、プレートを入れた個所。プレートを入れたままだましだまし試合を続ける中でプレートと骨が癒着。常に痛みを抱えたままファイトする中で、昨年の大晦日に再度痛めてしまったもの。今回の再起戦に向けて練習を続ける中で、痛み止めを打っても痛みが取れず、拳も握れないという状態に陥った。

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