冬の観光地で免疫ケア商品を6万人に無償配布。観光業界とキリンが「免疫プロジェクト」でタッグ

24の都道府県・39団体とキリンホールディングスによる「免疫ケアで旅行に安心プロジェクト」が始まった

 24の都道府県・39団体とキリンホールディングスによる健康プロジェクト「免疫ケアで旅行に安心プロジェクト」発表会が2日、都内にて行われた。

 今年10月の水際対策の緩和や全国旅行支援によって、旅への機運が高まってきた昨今。人の往来が増えることで感染への懸念もあるなか、旅に訪れる側と受け入れる側の双方に健康不安がない状態が旅行業の回復には不可欠だとして、鎌倉市観光協会とキリンホールディングスが主幹しプロジェクトを発足。24の都道府県・39団体の観光業関係者が参画した。

 プロジェクトでは、参画する都道府県や団体の旅館、ホテル、観光案内センター、テーマパーク、旅行ツアー、タクシー、 高速バス、水族館、博物館、遊覧船などで、同社のサプリメントやドリンクなどの免疫ケア製品が約6万人に無償配布される。

 施設ごとの独自の取り組みとしては、“免疫モーニング”や“免疫朝風呂”が登場。東京・三ノ輪の「行燈旅館」では、期間限定の朝食メニューとして「免疫モーニング」を提供。季節の魚などを使った日替わりメニューに、納豆と「キリン iMUSE 朝の免疫ケア」が提供される。石川県七尾市の「和倉温泉ホテル海望」と「和倉温泉多田屋」では、朝湯の際に「キリン iMUSE 朝の免疫ケア」が提供される「免疫朝風呂」が始まった。

 ⾶騨・⾼⼭観光コンベンション協会の堀泰則会長は「旅行には旅前・旅中・旅後とあるもの。(今回の取り組みは)安心・安全な旅をしていただくための、おもてなしであり、持続可能にしていくことが大事」と話した。

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