バレーボール 西田有志『小さな巨人』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:西村尚己(2022年12月10日、11日 天皇杯・全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド)

男子バレーボールの日本一を争う2022年度天皇杯・全日本バレーボール選手権大会。
日本のトッププレーヤーが集う本大会で圧倒的な存在感を示していたのが
今年度の優勝チーム「ジェイテクトSTINGS」のエース、西田有志だ。
言わずと知れた日本代表チームの若きエースでもある。
身長は186cmと男子選手の中では決して大柄ではない。むしろ小柄な方だ。
しかし、コート上でプレーする姿はとてつもなく大きく見える。
まさに“小さな巨人”。
被写体・西田有志の魅力は、情熱的でダイナミックなパフォーマンス。
内に秘めた巨大なエネルギーを爆発させた瞬間こそが、最高のシャッターチャンスだ。

■カメラマンプロフィル
撮影:西村尚己
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも、どうしてもプロの世界で挑
戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか

★インスタグラム★
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アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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