競歩 日本選手権 『脚』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:西村尚己(2023年2月19日 日本陸上競技選手権大会20km競歩・U20選抜競歩大会)

2月19日、神戸市内で開催された競歩の日本選手権(20km競歩)とU20選抜大会(10km競歩)。
競歩は、歩く速さを競う競技だ。
しかし、選手は速さだけでなく、厳しいルールとも戦わなければならない。
なぜなら歩き方には2つのルールが定められているからだ。
一つ目は、 常にどちらかの脚が地面に接していなければならないこと。
二つ目は、踏み出した前脚が地面についてから垂直になるまで、膝を曲げてはならないこと。
コース上に立つ複数の審判員がこれを監視し、必要に応じて警告した上で、違反行為が一定数を超えた選手は失格となる。
例えば男子20km競歩の場合、トップクラスの選手はこの歩き方を維持しながら、時速約15km(一般的な歩行速度の3倍以上)もの速さで約80分間も歩き続けるのだ。

この日は朝から雨。
私は冷たい雨に耐えながら、過酷な戦いを繰り広げるアスリートたちの“脚”の表情に迫った。

■カメラマンプロフィル

撮影:西村尚己

1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも、どうしてもプロの世界で挑
戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか

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アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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