壬生狼一輝が会見で遺恨勃発の白幡裕星に判定勝ち「ほっとしとる。ここでワシが止めんとK-1の顔が立たん」【K-1】

試合後、なにやら会話を交わした壬生狼(左)と白幡(撮影・三田春樹)

「K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~」(6月3日、神奈川・横浜武道館)で前Krushバンタム級王者の壬生狼一輝(力道場静岡)と元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦し、壬生狼がダウンを奪ったうえで3-0の判定勝ちを収めた。

 今大会の会場となった横浜武道館でK-1が大会を開催するのは2年ぶり2度目。その前回大会では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」が行われ、壬生狼は決勝に進出するも黒田斗真にKO負けを喫した。それまでK-1グループでは破竹の6連勝を記録していた壬生狼だったが、この黒星で一気にトーンダウン。黒田のダイレクトリマッチに敗れると池田幸司にも敗れKrush王座から陥落。どん底に落ちるも、昨年8月には峯大樹を破り連敗を3でストップ。昨年12月に行われた「K-1 WORLD GP 初代バンタム級王座決定トーナメント」では1回戦でサンベル・ババヤンに勝利を収めるも準決勝では黒田に3度目の敗戦を喫してしまった。

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