令和猪木軍大将のイゴール・タナベが命日に一本勝ち「猪木さんへの感謝は常に持って戦っていきます」【RIZIN】

　試合はタナベがタックルからテイクダウンに成功すると、上を取ってヒジ、パウンドを連打。マウントに移行するとANIMALが体勢を入れ替え上を取るが、タナベは下から素早く三角絞め。ANIMALは脱出できず無念のタップ。タナベが一本勝ちを収めた。

　タナベは今後について「試合前のインタビューでウェルターに落としたいと言いましたが、それは変わらないですけれど、今回、水抜きしたときに、やっぱりウェルター級に落とすにはもうちょっと期間がいるかなと思いました。次の試合がいつ決まるか次第なのですよね。次の試合が例えば大晦日にやらせていただけるのだったら、そこはミドル級じゃないときついんですけど、もし来年とかになるんだったら、ウェルター級でいけるかな？　でも、それもやっぱり1回落としてみないと自分の動きも分からないし、1発でいきなりウェルター級に落として、それがどう行くか分からないので、とりあえずミドル級かなって感じですね。必ず最終的にウェルター級には落とすんですけど、とりあえずミドル級かなという感じです」と将来的なウェルター級への転向をこの日も口にした。