武尊「世界最高の殴り合いをやりたい」ロッタン戦が来年1月の日本大会でついに実現【ONE】

「世界最高の殴り合いをやりたい」と武尊

 ロッタンは「ONE FRIDAY FIGHTS 34」(9月22日、タイ・ルンピニースタジアム)でスーパーレック・ギャットムー9(タイ) と対戦し、0-3の判定で破れて以来の再起戦となる。もっともこの試合は当初はロッタンが持つムエタイ世界フライ級王座をかけたタイトル戦の予定だったのだが、スーパーレックの体重オーバーによりタイトル戦は消滅し、140ポンド(-63.50kg)のキャッチウェイトでのワンマッチに変更されての試合だった。

 会見で武尊は「ONEでのデビュー戦がいよいよ決まって、しかも日本で試合ができるということですごくうれしく思っています。対戦相手のロッタン選手は僕がずっと戦いたかった選手。すごく活躍している世界のトップの選手だと思う。ロッタン選手は気持ちで戦うスタイルで、僕も気持ちで戦うスタイル。2人で世界最高の殴り合いができると思うので、楽しみにしていてください。必ず勝ちます」と力強く挨拶。

 ロッタンも「またこうして日本に戻ってくることができて大変うれしく思っています。前回、天心選手と戦って以来、日本に来ることが夢だったんですが、今回、武尊選手と戦うというチャンスをいただいてうれしく思っています。ファンの皆さんも待ち望んでくれていた試合だと思っています。今回の試合は必ず楽しんでもらえる試合にしたいと思っていますし、自分としてはKO勝利で決着をつけたいと思っています」とこちらも勝利への自信を見せた。