青木真也が1年2か月ぶりのMMAマッチでセージ・ノースカットと対戦「ベストパフォーマンスを出せる最後の機会」【ONE】

青木(左)とチャトリCEO

 1年2カ月ぶりのMMAの試合ということについては「また試合を組んでくれるんだ、という気持ちが強い。なんといっても2023年は試合をしていませんからね。試合をもらえるというのはうれしいな、感謝しないといけないなという気持ちですね」と語った。この期間については「不本意というか、MMAの選手なのに2023年にMMAの試合が来なかったというのは、時間が残されていない中で無駄な時間ではあったが、その時間があったがゆえにたくさんのことを考えられて自分自身と向き合い、いい答えというか自分が行く方向が見えてきた気がするので、前向きに考えている」と語った。

「最後」という言葉を使ったことについては「気持ちも体も追いつかなくなっていくなかで、今はなんとかベストを保てていると思うんですが、世界のトップ、ONEの舞台でこの相手とできるのはもう最後かなと思っています」と説明。

 今回の試合のテーマについては「もんな、試合当日の勝ち負けを楽しみにして“試合を見に来てください”と言うと思うが、試合が決まる前から、そして今日から試合までの2カ月、そして終わってからの期間も消費されることなく、試合を2カ月3カ月味わってもらえるようなものにしたい。格闘技の試合を見るというよりも、小説だったりドラマだったり映画を見るような感覚で見てもらえれば皆さんの何かになるんじゃないかなと思います」と語った。