修斗史上初の2階級同時制覇王者の新井丈が緊急参戦でヒロヤと対戦【RIZIN.45】

いきなり視殺戦

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードが12月17日に発表された。

 この日は同大会をPPVで放送するABEMAが「アベマでRIZIN 5minutes」を生配信したのだが、その中で修斗史上初となるストロー級とフライ級二階級同時制覇王者となった新井丈(和術慧舟會HEARTS)と前日の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」のリング上で参戦をアピールした那須川天心の弟、那須川龍心(TEAM TEPPEN)の参戦が正式に発表された。

 新井は57kg契約の5分3Rでヒロヤ(ジャパントップチーム)と対戦する。修斗のストロー級は52.2kg、フライ級は56.7kgで新井の主戦場はストロー級で、フライ級王座は今年11月に山内渉を破り獲得したばかり。

 ヒロヤは「朝倉未来1年チャレンジ」1期生で、それ以降はDEEPを主戦場に戦い11戦5勝6敗、今年7月の「超RIZIN.2」でRIZIN初参戦を果たすが、ここまで伊藤裕樹、中村優作にいずれも1-2の判定で敗れている。

 会見で新井は、「修斗からきた新井丈です。自分としては2023年、目標にしていた修斗二階級も達成して満足いく年だったんですけど、この話をもらって、日本で一番格闘技が盛り上がる日の大晦日RIZINでさいたまスーパーアリーナの花道を自分が歩いている姿を想像して、そうしている間に即答で“やる”って答えてました。本当に大会に火をつけてさらに日本の熱を、格闘技を盛り上げるのが自分の役目だと思っているので、そのつもりでカラダ張っていきます。 押忍」とコメント。

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