Girls²が「いつもありがとう!」笑顔でいっぱいのツアーファイナル


 アンコールは原田によるDJタイムからスタート。緑色のペンライトが会場を彩る中、原田は「ジャンプするよ!」「大きな声出してください!」と観客へ呼びかけ、再び会場のテンションを高めていく。

  続けて「ハッピーメリクリ!」のイントロが流れ出すと、サンタ帽子やトナカイのツノなどクリスマスにちなんだアイテムを身に着けた7人が客席から登場し、会場は大盛り上がりに。原田も加わり、8人は笑顔で手を振りながらファンと近い距離でクリスマスをお祝いした。

 「クリスマスにファイナルの公演ができるってロマンチックですね」と語った鶴屋は、グループとしては過去最大規模での開催となった本ツアーについて、色んな挑戦を盛り込んだものだったと振り返る。鶴屋のピアノ演奏や原田のDJタイムといった演出はもちろん、セットリストもメンバーが1から話し合って決めたそうだ。

  そんな大切な想いを込めたツアーが終わってしまうことへの寂しい想いを語りつつ、いよいよライブはクライマックスへ。「I wanna 宣⾔」「HERE WE GO」を力強くパフォーマンスした後は、ファンへの感謝の想いを形にしたという「LETTERS」をラストに披露。曲名通りファンへ手紙を届けるかのように、モニターには楽曲の歌詞が表示されていた。「声出してください!」という小田の掛け声を合図に、〈La la la la la la〉のシンガロングが響きわたる。会場が一体感に包まれる中、9都市11公演に及ぶツアーは幕を閉じた。

  クリスマスイブに届けられたファイナル公演は、ファンにとって最高のクリスマスプレゼントになったことだろう。2024年にはデビュー5周年を迎えるGirls²。3月には2年ぶりのフルアルバム『We are Girls² – Ⅱ -』をリリースし、その3カ月後の6月には国立代々木競技場 第一体育館にて5周年記念ライブ『Girls² 5th Anniversary We are Girls² -The Live-』を行なうことも決まっている。