プロダンスリーグのDリーグ  RAISERZと8ROCKSが勝利で2023年を締めくくる

(C)D.LEAGUE23-24

 8ROCKSは、LIFULL ALT-RHYTHM(アルトリ)と対戦。「SAMPLING METHOD」をテーマに掲げ、他ジャンルのスタイルをブレイキンに昇華させ、照明や音楽にもこだわった気合の入った作品で、アルトリの「忘年会」に対抗した。審査員から4票を集めて勝利した。

 イベント終了後の取材で、RAISERZのリーダー、INFINITY TWIGGZは「KRAMPだけの表現ではない部分に挑戦しながら、しっかりとRAISERZらしさも残し、SHIMIZU MASHと一緒に戦うことに重きを置いて戦いました。今回のコンセプトは〈美の審査〉。美しいものは審査できないものではあるけど(Dリーグは)勝負の世界。どの(対戦)相手でもしっかり戦えるような作品に仕上げてきたのが、結果につながった」と、話した。

 8ROCKSは前シーズンでアルトリに敗戦している。Ryo-spinは「その悔しさも含め、ド直球なブレイキンを見せて戦っていこうと思った」とし、「8ROCKSは無限大の可能性を広げていくというモットーのもとでやっています。勝ちにこだわることは大事ですが、常に新たなもの、進化を求めてやっていくことを目標としている」。さらに「今回は照明を使ったり音の緩急、そこにスキルフルな動きだったり、アクロバット、パワームーブを入れたりして戦いました」と続けた。