武尊、海人が立て続けにムエタイの強豪に敗戦。最後の砦・名高が「日本人の強さを見せたい」【RWS JAPAN】

勝利への自信を見せた名高

 またこの大会が後楽園ホールで行われることについては「後楽園ホールは自分が格闘技を始めて、プロの試合を見に行った時からずっとある聖地と言われている場所。そういったところで最高の相手と試合ができて光栄。メインに選んでいただいたからには、圧倒的な見ている人が感動するような試合を見せたい」と語った。

 名高は昨年12月にスーパーフライ級の暫定王座を獲得し、ムエタイにおいて外国人初のラジャダムナンスタジアムの3階級王者となったのだが、カード発表会見では「正規王座を獲得して初めて胸を張って3階級制覇を成し遂げたといえる」と語っている。

 計量後の囲み取材では「彼も調子がよさそう。気合が入っているのは感じた。自分はいつも試合前は平常心。ここ9カ月くらい、1カ月おきの試合を続けてきて、その集大成かなと思っている。仕上がり自体は最高だと思っている。最初に決まったときはビッグネームだし、まさか自分がこの舞台で戦えるとは思っていなかったので。こんな早い時期に。なので不安もあったが、いつも不安は練習で取り除いてきた。今回もその練習量で、今は自信しかない。対応もばっちり。どんな展開になっても対応できるように仕上げてきた」などとリラックスしつつも気合満点の表情を見せた。