2026年の大河ドラマは『豊臣兄弟!』主演は仲野太賀で「太賀が大河」

左から、仲野太賀、脚本の八津弘幸氏。八津氏は仲野が出演した『1942年のプレイボール』で脚本を担当した時に「NHKでタイガのドラマをやりたいという夢が叶った」と話していたというが、2026年は「大河を太賀で」

脚本の八津弘幸氏「史実とエンタメをせめぎ合わせていけるかが課題」


 脚本を担当するのは八津弘幸氏。連続テレビ小説『おちょやん』を始め、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』『家政夫のミタゾノ』など多くの人気ドラマを世に送り出してきたが、『豊臣兄弟!』は挑戦だという。

「歴史ものだとどうしてもやっぱり縛りみたいなものがついて回ってくる。結果が決まっているなかでお話を作っていかなきゃいけないというところが自分の中では大きなチャレンジだと思っています。ドラマ的にはこうなってくれた方が絶対面白いのにっていう部分も出てくると思うんですけど、史実通りにどうしてもやらなきゃいけないところはそうしますし、そういうところに関してもわずかな可能性を見出して史実とエンタメをせめぎ合わせていけるかなっていうのが今回の課題かなと思っています。見てて嘘じゃんって言われちゃうとしょうがないんで、そういうふうに言われないように頑張ります」


松川氏「いい作品に必ず仲野太賀がいる」

 仲野をキャスティングした理由について聞かれた松川氏は「まずは企画ありき。(脚本の)八津さんと一緒に『豊臣兄弟!』をやろう、秀長を主人公にしようって決めた時に、一番上に上がった名前です。仲野太賀しかいないと思った」と説明。また「たくさん映画作品に出られていて…いい作品に必ず仲野太賀がいる」と話した。