大森隆之介が鈴木真彦からダウンを奪って勝利。選手たちに「みんなでもっともっと格闘技をでかくしましょう」とメッセージ【RISE187】

2Rに大森が先制のダウンを奪う(撮影・上岸卓史)
大森は昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」で約1年3カ月ぶりとなる復帰戦に臨み、シュートボクシング(SB)の日本スーパーバンタム級王者でプロデビュー以来13戦全勝だった山田虎矢太を1Rにバックハンドブローで沈める番狂わせを起こした。その勢いを駆って8月の「RISE181」で大﨑の持つ王座に挑戦するも判定負け。今年1月の再起戦では1階級上のフェザー級で上位ランカーの平野凌我と対戦し、判定勝ちを収めている。
前日会見で大森は「伝えたいことがあるから勝ちたい」と並々ならぬ勝利へのこだわりを見せていた。
1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけてジャブの鈴木に大森はロー。鈴木が圧をかけると大森はパンチで迎撃。鈴木の左ジャブに大森が左のパンチを合わせる。鈴木がワンツーも大森がガードを固めて距離をつぶす。鈴木はそこに左ボディー。鈴木が距離を詰めると大森が右フック。鈴木は左ボディーストレートから右ストレート。バックステップの大森。大森はジャブから距離を詰めて小刻みなパンチ。鈴木は遠めからワンツー。大森はバックスピン。鈴木はなおも前に詰めてパンチを放つと大森も返す。