朝久泰央「人としてはいい人だと思う。カッコいい」とウザ強を評価も「選手としてはリスペクトも何もない。殺してやろうと思っている」【RIZIN男祭り】

RIZINの2回目の東京ドーム大会「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム)の前々日インタビューが5月2日、都内で開催された。
前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)が「勝ちしか許されない。何が何でも勝たないといけない」と勝利に向けての強い決意を口にした。朝久は昨年大晦日に続き、2度目のRIZIN参戦で現役フジテレビ社員でキックボクサーのウザ強ヨシヤ(Fight Club428)と対戦する。
朝久は2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを破り、王座を獲得も2023年3月に与座優貴に敗れ陥落。その後、ケガで長期欠場となり、昨年10月にKrushで龍華を相手に復帰戦に臨み、判定で勝利を収めた。そして大晦日には「RIZIN DECADE/雷神番外地」でRIZIN初参戦を果たすとRISEのスーパーライト級でも活躍するBreakingDownフェザー級王者のYURAに判定勝ちを収めている。
朝久はウザ強について「名前の通り、ウザくて強いというモチーフなのかなと思いますが、人としてはいい人なのだろうと思います。でも試合なのでリスペクトも、逆になめているとかもない、本当にいつも通りの朝久泰央で、いつも通りぶっ倒すだけだなって思っています」、展開については「一方的な展開を想像しています。相手の戦いたい局面になっても勝つ自信はありますし、朝久空手としてやってきたその年月といいますか、格闘技をやってきた重みというか、そういったところは彼が相手だからじゃなくてどの選手と比べても、自分が圧倒的に優れている、頑張っている部分だと思うので、そういった強さを見せたいと思っています」と語った。
K-1を背負っての参戦となるが「プレッシャーとか緊張とかの意味ではなく、K-1を背負っているというか代表しているからには本当に勝ちしか許されない。勝って当たり前、ブチのめして当たり前という、そういう戦い。本当に何が何でも勝たないといけないという、そういった心意気。K-1の強さを見せたいし、朝久泰央の強さを見せたいという感じです」と勝ちしかありえないという姿勢。