ケラモフと対戦の木村柊也「チャンスだなと思って受けた」。榊原CEOは「ビッグアップセットの予感がしている」【RIZIN】

「チャンスだなと思って受けた」と木村

 木村は2023年12月にプロデビュー。GLADIATOR、GRACHANで4戦4勝(4KO)と白星を重ね、今年3月の香川大会でRIZIN初参戦。柔術の2019年の全日本柔術選手権優勝者の横山武司との究極の「寝技vs打撃」の一戦で1Rに一撃の右フックでKO勝ちを収めた。今回はその試合内容などが評価されての大抜擢なのだが「素直に“自分でいいのかな?”というのはあったんですが、でもここはチャンスだなと思って受けた。オファーが来た時は“こんな選手はなかなかいないんじゃないのかな”と思った。試合が決まった以上は準備はできている」と自信を見せた。

 榊原信行CEOは「突き抜けていくにはこういう飛び級も含めて、行ける時は行くべき。チャンスととらえるのか“いや、まだ早いです”というのかはオファーを受けた選手の感覚だから“待ってました”とこのタイミングで木村選手が行けるなら僕は行くべきだなと思っている。何が早いとか遅いとかはない」と語ったうえで「僕はビッグアップセットの予感がしている。そうなれば群雄割拠のフェザー級でタイトル戦線に絡んできてもおかしくない」と木村の大番狂わせを予想した。