42歳の城戸康裕が熟練のテクで22歳の挑戦者を返り討ち。勝利に涙し「去年の夏から人生で一番きつい試練を食らっていた」と吐露【SPACE ONE×BOM】

勝利が決まった瞬間(撮影・上岸卓史)

 そして「本当に去年の夏くらいからマジで人生で一番きつい試練を食らって、マジで円形脱毛症になりながらきつい思いをしてきた10カ月くらいでした。その中で素晴らしい方々にマジで恵まれています。ありがとうございます」と涙の理由を口にした。最後は「これ、防衛じゃないですか。SPACE ONEの人、俺、香港で獲ったベルトが家にあるんですけれど、これ2個目で大丈夫ですか? ありがとうございます。これも持って帰ります。今日は宴だ!」と締め括った。

 試合後の会見でこの試練については「いろいろあったんですよ俺。マジで超いろいろあって。僕の周りはみんな知ってるんですけど、精神的にもかなりきた1年間であったので、それが一番でかいですよね。プライベートの話です」としみじみ。なお「後輩をボクボクにしたとかじゃないです。フェラーリで街路樹にぶつかったとかでもないです」とのことだった。

「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)
◆メインイベント(第11試合)SPACE ONEライト級(−71.00kg)タイトルマッチ 3分3R キックボクシングルール
○城戸康裕(TEAM ONE/王者)(判定3-0=29-28、30-27、29-28)王凱峰(=ワン・カイフォン/中国/挑戦者・同級1位)●

◆セミファイナル(第10試合)BOM OFGムエタイ スーパーフライ級(−52.16kg)3分3R
○名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)(1R1分59秒、KO)チョークディー・ペッセーントーン(タイ)●

◆第9試合 SPACE ONE −54.50kg契約 3分3R キックボクシングルール
●シェン・イージュオ(中国)(判定0-326-30。26-30、26-30)松田龍聖(大原道場/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)○

◆第8試合 BOM OFGムエタイ −52.00kg契約 3分3R
○竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)(判定3-0=30-29、29-28、29-28)ゲンウボン・ポー.ラックブン(タイ)●

◆第7試合 SPACE ONE −52.00kg契約 3分3R キックボクシングルール
●シワラット・ウォー リンティダ(タイ)(1R55秒、KO)黒田斗真(フリー/初代K-1 WORLD GPバンタム級王者)○

◆第6試合 BOMムエタイルール フェザー級(57.17kg)3分3R
○朝陽・エイワスポーツジム(=品川朝陽/エイワスポーツジム)(3R2分17秒、KO)パランペット・チョー.チャンピオン(タイ)●

◆第5試合 OFGムエタイ −72.50kg契約 3分3R
○MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)(2R2分53秒、KO)高木 亮(Team Preceding)●

◆第4試合 SPACE ONE −52.50kg契約 3分3R キックボクシングルール
△ジャン・ロンロン(中国)(判定0-0=29-29、29-29、29-29)羅向(KICK BOXING GYM ZERO/元NJKF&WMC日本ライト級王者)△

◆第3試合 −58.00kg契約 3分R
○ダウサコン・バンバンジム(BANG BANG GYM)(判定3-0=30-28、29-28、29-28)しょーい(湘南格闘クラブ)●

◆第2試合 SPACE ONE −66.00kg契約 3分3R キックボクシングルール
○イー・ユーシュエン(中国)(2R46秒、KO)上西勇弥(TEAM Hi-UP)●

◆第1試合 −58.000kg契約 3分3R
●ラット・モリモトジム(モリモトジム)(1R2分42秒、KO)吏亜夢(ZERO)○

◆オープニングファイト第2試合 −64.0kg契約 3分3R
○吉瀧 光(KING LEO)(3R1分42秒、KO)宇宙・フライスカイジム(FLYSKY GYM)●

◆オープニングファイト第1試合 −70.00kg契約 3分3R
●財津大樹(TEAM BEYOND)(判定0-3=28-29、28-30、28-29)佐藤大稀(湘南格闘クラブ)○
<<< 1 2 3 4