八須拳太郎が三富兜翔から直接タップを奪い師匠超え。田中将斗にはZERO1「火祭り」への出場を直訴【PPPTOKYO】

田中の垂直落下式ブレーンバスターを食らう八須(撮影・蔦野裕)

 博報堂出身の異色プロレスラー、三富兜翔が代表を務める新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」の「PPPTOKYO 『BigBang Journey-終わりなき宴-』」が5月13日、東京・新宿FACEで開催された。

 同団体所属の八須拳太郎がメインイベントで行われたタッグマッチで三富から直接ギブアップを奪い、師匠超えを果たした。

 八須は大門寺崇とタッグを組み、三富、田中将斗組と対戦。田中は八須が若き日に夜逃げしたZERO1の先輩で八須にとってはいわば師匠タッグ。

 試合は八須と田中でスタート。レスリングの攻防、腕の取り合い、エルボー合戦でも互角の動きを見せる八須。パワーで押し込む三富には身軽にドロップキック。しかし場外戦になると三富に積み上げたパイプいすの上に垂直落下式ブレーンバスターを食らうなど一気に劣勢に。リングに戻ると三富と田中が八須の左腕に集中攻撃。悶絶する八須にコーナーから檄を飛ばしていた大門寺がたまりかねてリングイン。カットするかと思いきや、至近距離で大声で檄を飛ばす。その後も三富のえぐい腕攻めが続くが八須は腕を極められながらも三富を担ぎ上げバックフリップで脱出。代わった大門寺が2人を相手に大立ち回り。その間に回復した八須。終盤は師匠タッグに一歩も引かないファイトを展開する。

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