韓国・全州レポート!全州国際映画祭&全州舞台の新ドラマ、ビビンバ発祥の地の絶品ビビンバ

 ホン・ファヨンは、パク・ヒョンシク主演のリベンジ・ドラマ「埋もれた心」(25)でブレイクし、現在人気急上昇中の新進女優だが、目力の強いチャーミングな笑顔と機知に富んだ発言で、オーディエンスの心を虜(とりこ)にしていた。今後の活躍に期待したい。また、 THE BOYZのジュヨンとシン・シア(『THE WITCH/魔女 -増殖-』「いつかは賢いレジデント生活」)主演の『Youngyoung』(25)は、スタイリッシュなヴァンパイアものの19分の短編で、場内の客層は99%女性。上映後のQ&Aでは、黄色い歓声が飛び交うと同時に一眼レフのシャッター音やフラッシュ音が終始場内に激しく木霊していた。韓国ではどの映画祭でも、短編が数多く上映されチケットが争奪戦になるのも特徴だ。

 ところで、全州の街を歩いていると、オレンジ色の紙袋を持っている人を頻繁に見かける。これは「PNB 豊年製菓(プンニョンジェクァ)」の袋だ。PNBは全州で1951年に創業したチョコパイで有名な大人気の製菓店であり、全州市内に6店舗展開している(ソウルの一部のデパートでも商品を購入できるようだ)。このチョコパイだが、スーパーなどで箱入りで販売されている一般的なチョコパイとは違い、まずサイズが直径10センチと大きい。オリジナルのチョコ味は、チョコレートでコーティングしたチョコ味のスポンジケーキの中にまろやかなバタークリームといちごジャム、くるみが挟まれており、しかしくどくなく甘すぎないのがポイントだ。他にもイチゴや抹茶、チーズなどさまざまな味を取りそろえている。1個約250円だが、ミニサイズも販売している。連休中は常に本店の前に長蛇の列ができ、多くの商品が売り切れになっていた。

全州市内に6店舗展開している「PNB 豊年製菓」