69歳のブラザー・コーン、コンプライアンスに持論「病気とスキャンダルは早期発見、早期治療」

初の自伝に「いい本に仕上がっているんじゃないかな」とコーン
2023年に乳がんを公表した経験も「背中のしこりから始まって、病院に行ったらステージ2の乳がん。たまたまリンパ節に転移する前で他のがんは免れたけど、背中のしこりがきっかけで気がついたのでついてるなと思った。一度も死ぬかもしれないと思ったことはないが、今回だけは年齢的にヤバいんじゃないかと腹をくくって。どうせスキンヘッドになるなら最初から剃っちゃえと(髪を)剃ったら、みんなから “出家するの?” と言われ、それで早めにカミングアウトした」と明かした
「この業界はどうしても飲まなきゃいけなかったり、不摂生しなきゃいけなかったり、朝方まで仕事しなきゃいけなかったりが当たり前で、“無理するなよ” という言葉が右の耳から左の耳に通り抜けていた。去年の12月に抗がん剤をやめたんですけど、やめるとちょっと痩せるらしくて今その時期に入っている。みんなに無理しないでと言われるけど、その言葉も聞き飽きちゃって(笑)。薬も飲んでますし、月一回の検査も受けてますんで大丈夫」
人生のモットーは “遊びを真面目にやる、仕事は遊び心でやる” というコーン。バブル時代を振り返って「あっけらかんと遊びほうけてたと思われるかもしれないが、遊びすぎたり粗相すると警察沙汰になるので気をつけなきゃいけないなと結構冷静に思っていた。気を抜いた瞬間にちょっと警察にお世話になった時期もあって、それも全部本に書いてあるけど、病気とスキャンダルは早期発見、早期治療が今の僕の座右の銘」などと持論を展開した。