谷川聖哉が山口翔大を延長の末に判定で破り初の王座獲得。クルーザー級日本最強を証明【Krush】

距離が詰まり組み合う場面も多かった(撮影・三田春樹)

 延長R、パンチを当てて体を寄せる谷川。谷川は左ジャブ右ハイ。そして距離を詰める。山口のローに谷川が右ボディー。胸を合わせる両者にホールディングの注意。山口の右ローにワンツーの谷川。谷川のパンチが顔面をとらえる。山口が詰めると体を寄せる谷川。再三、ブレイクの指示が出る。

 判定は10-9、10-9、10-9で谷川が3-0で勝利を収めた。

 試合後のマイクで谷川は「ベルトを獲るまで時間がかかって。ずっと日本人最強だけど外国人に勝てないと言われ続けて、いろいろ悩んだりした時もあったんですけど、懲りずに格闘技を7歳からやってきて、こうやって一つ大きなベルトを獲って。重量級で一番強い奴がK-1ルールは一番強いので、僕が日本人で立ち技は最強だと思うので、気を抜かずに頑張るので応援してください」と語った。