樋口和貞が上野勇希、KANONを連破し3年ぶり2度目の「KING OF DDT」制覇【DDT】

決勝は樋口がクロースラムでKANONを破った

 決勝は樋口vsKANONというフレッシュな顔合わせとなったが、激しいチョップの応酬に。さらにはラリアットの相打ちを連発。KANONは必殺のコブラツイスト2.0で締め上げるも、樋口は口に手を入れてあごを握り締めると、そのままクロースラムで両者ダウン。その後は壮絶なチョップのラリーとなり、樋口はダブルチョップを連発。KANONはラリアット6連打でぶっ飛ばす。蘇生した樋口はヘッドバット、ラリアット、ドクターボムとたたみかけるもカウントは2。樋口はクローで締め上げるも、脱出したKANONはラリアット。ところが樋口はそのままクローで捕獲し、最後はクロースラムで叩きつけて3カウントを奪った。

 3年ぶりに優勝トロフィーを受け取った樋口は「優勝しました! 欠場して、正直もうこのリングでは生きれないと思いました。そこからここまで一つ一つ、一歩一歩進んでいって、今日このリングに立って、最後、後楽園、マイクで喋れることが幸せです。石田有輝、吉村直巳、中津良太、ハリマオ、いつも横に立っててくれてありがとう。そして、このトーナメントに出た選手たち。今日お集りいただいたお客様方、本当にありがとうございました」と歓喜のマイク。