レオナ・ペタスvs天野颯大戦が条件付きで開催へ。レオナの当日の戻し63kg要求は受け入れられず65kgに。リザーバー権にも条件【K-1】

計量の時のレオナ(左)と天野
K-1が5月30日夜、同日行われた「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量で規定体重を大幅にオーバーした天野颯大(キング・ムエ)の処遇について発表した。
天野は「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトでレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)と対戦の予定だったのだが、規定体重の60kgを大幅に上回る62.2kgでクリアすることができなかった。
K-1グループの規定では2時間以内の再計量でも2kg以上オーバーの際は試合が成立しないことになっているのだが、トーナメントのリザーブファイトという性質上、運営側も対応に苦慮。レオナ陣営との協議に決着がつかないままで行われた会見でレオナは天野と宮田充プロデューサーを厳しく叱責したうえで、この試合をもって天野のK-1追放と当日の体重の戻しを63kgと定めた上での試合の開催を提案していた。
宮田氏はこの提案に「この会見が終わってから1時間ください」と天野の所属ジムの佐藤孝也会長との協議のための猶予をレオナに要求。