体重超過で王座はく奪のヨードクンポンが稲垣柊にKO勝ち。王座は空位に。試合後、朝久泰央が宣戦布告【K-1】

ヨードクンポンのパンチを食らった稲垣が壮絶なダウン(撮影・蔦野裕)

 今回の試合はヨードクンポンに稲垣が挑戦するタイトル戦だったのだが、前日計量でヨードクンポンは65.1kgで規定体重の-65kgをクリアできず。稲垣は64.9kgでクリアしたことから試合はヨードクンポンから王座をはく奪したうえで、1R、ヨードクンポンは減点1からスタート、ファイトマネーの20%を没収し、その金額は稲垣に支払われたうえで試合を行うこととなった。試合自体は公式記録として残るものの、ヨードクンポンが勝っても王者とは認めず、稲垣が勝った場合のみ王者として認定されるという条件で行われた。ヨードクンポンが勝利したため王座は空位となった。

 1R、ヨードクンポンはオーソドックス、稲垣はサウスポー。ヨードクンポンは飛び込んで左フック。稲垣が組み止める・稲垣は左ロー、右ジャブ。ヨードクンポンは飛び込んで右ストレート。前に出た稲垣にカウンターの右フック。そして飛びヒザ。ヨードクンポンはパンチの連打。稲垣は左バックスピン。稲垣は右ジャブのダブルから左ストレート。ヨードクンポンはパンチの連打で前に出てから飛びヒザ。稲垣は左ストレート、左インロー。左ローの稲垣にヨードクンポンはカウンターの右。ヨードクンポンは右ミドル、稲垣は左ボディー。ヨードクンポンはパンチの連打、右のショートが稲垣の顔面をとらえる。