“元キック王者”前口太尊が元修斗世界王者・勝村周一朗に戦慄のKO勝ちで、6・22新木場でSOG世界無差別級王座に挑戦【ガンプロ】

メイン後にリングに上がった前口(右)の対戦アピールを受諾した今成(左)
メインイベント終了後、意を決してリングに上がった前口は「今成さん! そろそろ俺とやんないですか? 俺はこの1年インディー団体で泥水すすってきて、ここまで這い上がってきました。今日ずっと勝てなかった勝村さんにKOで勝てたんで文句ないでしょ!」と挑戦表明。今成は「そのラブコール受け止めますよ。前口太尊、このシングルのタイトル懸けてやりましょう。最速でお願いします」と快諾。この事態に、三島通義社長は6・22新木場でのタイトル戦を即決した。
2023年1月5日、東京・板橋グリーンホールで当時王者の渡瀬瑞基に挑んで以来、2年半ぶりのSOG世界無差別級王座挑戦となる前口は「今日は自分がグローブ付けるとヤバいかなというのを見せられたと思います。次回もこの勢いでグローブ付けて、今成さんを倒したい。グローブ付けたときだけ、前口“アルティメット”太尊に改名しようかなと思ってます。前回、(SOG世界タッグを獲ったときは)ベルトがなかったんで、今度は勝ったらベルトを巻く。飯伏(幸太)さんにも恩返ししたいんで、必ずベルト獲ります。(2年半ぶりの挑戦だが?)ここ1年、ガンプロが独立してから活躍できなかったんで、悔しい思いをしてきて。最近インディー団体を渡り合って、泥水すすって。勝ったり負けたりで。今日ホントに久しぶりに結果出せたなと思います」と初のシングル王座獲りを宣言した。