ケラモフが木村柊也に判定勝ちでシェイドゥラエフの王座に挑戦…と思いきや榊原CEOは「落ち着いてもう一回どうするか考えたい」【RIZIN LANDMARK】

ケラモフのバックチョークを何度もしのいだ木村

 試合後の会見では「あまりいい気持ちじゃない。思い描いていたような勝利ではなかった。私自身、ちょっとしたトラブルを抱えていたので満足する試合をすることができなかった」、木村については「どんな対戦相手にもいつも全力で戦っている。木村選手は強い選手だが、私自身がベストコンディションだったら1Rで倒せた相手だと思う」などと語った。

 抱えていたトラブルについては「インフルエンザにかかってまして、こちらに来る前に高熱が出たり、体調が悪かったという状況がありました。でもそんなことを試合の前に言いたくなかったので、あえて言わなかった」と説明した。

 今後については「自分のコンディションを整えて、そして今度はタイトルマッチに挑戦したいと思います」と語った。

 この試合の勝者は「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(7月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で予定されているRIZINフェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフの初防衛戦の相手の最右翼となることが試合前から言われていたのだが、このタイトル戦についてケラモフは「RIZINと自分のトレーナーと話をして決めたい」と語った。