「今、すごくいい感じ!」THE RAMPAGE 陣・川村壱馬・長谷川慎・後藤拓磨が熱く語る、全国各地に熱狂の糸を張り巡らすランペの最前線

 

写真家としてデビュー!小説家になったメンバーも

ーーこの12カ月メンバーそれぞれ個性を出して本を出してきて、自分たちも毎月新しい本が出るのを楽しみにしていましたか?

陣:楽しみでしたね……これよりひとつ前に出たのも

川村壱馬:(ページをめくりながら)これでしょ?

ーー『WE R』ですね。『DAYS』は拓磨さんが撮影した写真で構成されていて、一つひとつ大切にキャプションも書かれている……

陣:……8割ぐらい見せたことない写真じゃない? いつの間に撮ってたのってやつとか?(笑)? メンバーが撮ったものだから、どの写真にも愛情が感じられる温かい本です。

ーー『DAYS』は2024~25年のTHE RAMPAGEを追ったドキュメント。東京ドームでの「THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectRR at TOKYO DOME」などいろいろな経験をした1年でした。『16(R)OAD』は1年の変化を収めたようなところがありますよね。

陣:色々あったな……僕らって毎年、ライブをめちゃくちゃやらせてもらってるんですよ。で、ライブの印象がどうしても強くなっちゃうんですけど、こういう本を見るとメンバー個人の活動とか、こういうのもやってたとか、そういうことを思い出したりできる。

後藤拓磨:本当に色々ありましたよね……このプロジェクトがあったから、僕は写真家としてデビューさせてもらったし、小説家になったメンバーもいるし、かるたを作っている人もいる。……すごい!濃かった。だから、この『16(R)OAD』も面白いですよ。

ーーそうみたいですね、壱馬さんのページをめくる手が……

川村壱馬:止まらないです!(笑)

後藤拓磨:ここまで書いてる書籍ってないと思うんですよね。自分たちを知ってる人も知らない人もこれを見ていただければ、よりTHE RAMPAGEを好きになってもらえるんじゃないかなって思います。しばらくもう多分ネタがない……ぐらい出し切ったので。

ーー98年組は『1998』を含めると、現時点では、そう思うところもあるかもしれませんね。さて、メンバーそれぞれ個性を出して本を出してきたなかで、すごいと思った作品、心揺さぶられた作品をあげるなら……?

陣:……壱馬のやつ、だな。書いている時に原稿も見てたんで。

後藤拓磨:確かに…僕も壱馬さんのですね。

長谷川慎:写真に目が行きがちですけど……かなりアツい!

 

それぞれの書籍に同じ言葉「やっぱ一緒なんやな」


ーー陣さんと壱馬さんはそれぞれインタビューさせていただいた時も、お互いの作品について熱くお話してくださって。

陣:内容が似ているんですよね、伝え方はちょっと違うんですけど。正直者がバカを見るのはおかしいっていうことが軸になっていて、両方の本に同じ言葉が出てくる。

壱馬:あれはビックリしました。陣さんの本(『JOKER』)を見て、わっ!て。普段から思ってることではあるんですけど知らずに同じことを書いている。やっぱ一緒なんやなって、思いました。

陣:普段話してる中で、お互い言ってたってのはあるかもしれないけどね。許せないことが一緒っていう。

壱馬:陣さんは、伝え方が上手ですね。