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THE RAMPAGE、EXILEから継承した“24”シリーズ最新曲をリリース!「僕らの一番のストロングポイントになる」

2024.07.24 Vol.Web Original

16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEがニューシングル『24karats GOLD GENESIS』をリリースした。“24(ニーヨン)”の呼び名で親しまれている、先輩であるEXILEが歌い続けてきた〈24karats〉シリーズの最新曲で、EXILE以外のグループとしてシリーズの楽曲をリリースするのは初めて。EXILEから継承した“24”に16人はどう向きあったのかーー。

 

──ニューシングル「24karats GOLD GENESIS」がリリースされました。「24karats」シリーズはEXILEから代々受け継がれていていますが、今までの作品についての印象を教えてください。

川村壱馬(以下、川村):“肉体”と“炎”と……アンコール。

一同:ああ!

与那嶺瑠唯(以下、与那嶺):俺も“炎”だった。火のエネルギーというか。「24karats」っていう火の元があって、そこが燃え上がっているからこそ、パワーとか気合いが広がっていく、エネルギーの核のような感じがします。

後藤拓磨(以下、後藤):あとはジャージ。アパレルブランドとしての「24karats」は僕らにとっての教科書みたいな感じで。小学生とかだと、ヒップホップのカルチャーとかわからないじゃないですか。カッコいいジュエリーとか、ジャージの着こなしやキャップの被り方、そういうものを教えてくれた。僕らにとってのバイブルのような存在です。


──「24karats」を自分たちが継承すると聞いたときの率直な感想を教えてください。

神谷健太(以下、神谷):特別な意味はあまり感じませんでした。なぜかというと、音楽もダンスも、時代によって変わっていくものだから。おこがましいですけど、先輩たちが作ってきたものを追い越せ追い抜けの精神で、自分たちがまた新しい作品を作っているという感覚なんです。だから「24karats」だからといって何か特別に思うことはあまりなかったですね。

吉野北人(以下、吉野):僕は素直にうれしかったです。「24karats」シリーズはLDHの象徴的な曲で、ずっと継承されてきたものなので、HIROさんからの期待を受け取った気がしました。同時に、歌って踊るアーティストさんがたくさん出てきている中で、自分たちがダンス&ボーカルとしてまた上に上がっていくんだという強い気持ちになりました。自分たちもこの曲とともに上がっていきたいです。

鈴木昂秀(以下、鈴木):まずは「24karats」がついたオリジナル曲を自分たちでできるんだといううれしさがありました。今回はMA55IVE(MA55IVE THE RAMPAGE)としてラップパートにも参加させていただいているので、そのうれしさもあります。

岩谷翔吾(以下、岩谷):EXILEさん以外で「24karats」シリーズの楽曲をリリースさせていただくのは今回が初めてなんですけど、どこかで「24karats」をリリースするのは僕らだろうなと思っていました。「継承するんだったら俺らでしょ」っていう自信はあったので、いい時期に「24karats GOLD GENESIS」という楽曲と巡り会えて良かったなと思いました。

──トラックを初めて聴いたときの印象を教えてください。

龍:これまでの「24karats」はパワフルな印象だったんですけど、そこに今っぽい、スピード感やハイパー感が加わった印象で。新しい「24」の形になっているなと思いました。歴史を感じさせつつ、今のLDHの在り方みたいなものをこの曲で示したいなという想いがあります。

与那嶺:確かに、今っぽいサウンドだったので、継承させていただくうえで“THE RAMPAGEなりの表現をしてください”っていうお題のようなものを与えられた気がしました。自分たちなりに料理していいんだと。だから振り付けも、EXILEさんっぽい感じの部分と、THE RAMPAGEっぽい部分の両方を入れました。

EXILE TETSUYA、念願の焙煎所併設のコーヒーショップを豪徳寺にオープン 「スターを生み出す店」

2024.07.17 Vol.Web Original

 EXILE TETSUYAがプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」(アメージング・コーヒー、以下アメコ)の新しい店舗「AMAZING COFFEE TOKYO GOTOKUJI」(以下、豪徳寺店)が7月11日、世田谷区の豪徳寺にオープンした。焙煎所を併設し、イートインスペースもある同ブランドのなかでも新しいタイプの店で、TETSUYAは「地元の方に愛される場所になってほしいし、ファンの方に豪徳寺を楽しんでもらえるきっかけになれば」と期待を寄せている。

 

コーヒー屋さんがある安心感

 小田急線の豪徳寺駅から徒歩1分という絶好のロケーションにオープン。駅前の穏やかな雰囲気の商店街の中で、店の前をさまざまな人が通り過ぎる。

「世田谷に店を作りたかったっていうのは大きいですね。(LDH JAPANがある)中目黒から近すぎず遠すぎずですし、人が住まいを構えて生活をしているエリア。こういうところにコーヒー屋さんがポンとあることで安心感が生まれると思うんです」

 エメラルドグリーンと白を基調にした明るい店。正面から見ると左半分は焙煎所で、カウンターを挟んで、右半分は奥行きのあるイートインスペース。店内のインテリアのコンセプトは電車だ。

「この物件を初めて見に来た時、この縦長の空間から電車のイメージがすごく湧いてきたんです。焙煎機がある一角が電車の運転席に見えて、豆を焼く熱で走り出す“Choo Choo TRAIN”はめっちゃいいねって。それで電車をコンセプトに作ろうかって。これまでアメコは自動車やバス、宇宙船、ノアの箱舟と乗り物をコンセプトにやってきたので、それにもつながるなって」

 木材が基調で温かみのある雰囲気。インテリアは実際に使われていた電車のシートやバスの座席が使われていて、壁には網棚を模したデコレーションも。「“隠れ招き”も仕込んでありますよ!」と楽しそうだ。

PSYCHIC FEVERが新しい実験? JIMMYとWEESAで“パーフェクト”なラブソング

2024.06.28 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEのPSYCHIC FEVERが敢行中のアジアツアー“HEAT”が、タイトル通りに、日本各地の会場を熱くしている。最新シングルでツアーのキックオフソング「HEAT」を筆頭に、世界をざわつかせた「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」などキャリアを積み重ねている彼らの現在地と、楽曲やパフォーマンスでさまざま実験を続ける彼らの未来を前のめりにかつリラックスして届けるライブでオーディエンスを魅了している。セットリストの中には「Perfect feat. JIMMY & WEESA」というフレッシュな楽曲が登場、それが配信リリースされた。いったいこの曲って? JIMMYとWEESAに聞いた。

ーー新曲「Perfect feat. JIMMY & WEESA」(以下、「Perfect 」)が配信リリースされました。JIMMYさんのラップとWEESAさんのボーカルを務める楽曲ですが、このスタイルで楽曲を制作した経緯を教えていただけますか?

JIMMY:3-4年ぐらい前からWEESAと僕とで曲を作っているんです。趣味の延長のような感じで始めて、リリースする予定もなくデモを作って、スタッフさんに聴いてもらって意見をもらって、また作る。そしてまた聴いてもらう。そういうのを続けていたら、このタイミングで出してみたらどうかって。

ーーPSYCHIC FEVER名義の作品ではありますが、2人で作品を出すことについて、メンバーのみなさんはどんな反応でしたか?

WEESA:ずっと出したいと言ってたので喜んでくれています。メンバーには結構前から聴いて聞いてもらっているんですけど、一番リアクションが濃かったのは(渡邉)廉くんで、みんなで部屋で集まってた時なんですけど、「めっちゃいいじゃん! これ出るの?」って。(小波津)志くんは楽屋で僕の真似をして歌ってます。僕の歌い方が特徴的なんでそれで真似してくれてるのかなって思うんですけど結構うれしい。ちょっといじってのかなって感じもしますけど(笑)。

ーーそれはどうだろう…(笑)。志さんは誰かの歌うスタイルを模して、いずれ自分のものにしちゃう、みたいな方だし。

WEESA:その時、僕の存在って……(笑)。

ーーWEESAさんが2人いるような曲ができる(笑)? さて、楽曲はジャージークラブビートのちょっと切ないラブソング。JP THE WAVYさんとの「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」や「Temperature」に通じるところもありますが、このトラックを選んだ理由はありますか?

JIMMY:「Temperature」を作ってくれたineedmorebuxさんに何曲か送ってもらったなかから、WEESAと2人でそれぞれどれがいいか出してみようって。それが「Perfect」のビートでした。ジャージークラブビートはバズを狙ったわけでもなく、聞きやすいなってところで。自分たちは「Temperature」でジャージードリルを結構早めにやれたかなと思うんですけど、今だとそれがすごい普通に聞けるようになっていますよね。

ーージャージークラブビートとかジャージードリルってブームとして過ぎ去るのかと思っていたら定着した感があります。

JIMMY:僕たちは声が低い2人でもあるんで、ロウな感じで喋ってても、ジャージーだとリズムをキープしてくれるんで、あまりノペッと聞こえなかったりする。そういうのもあって自分たちが作品を作るうえでジャージーが一番合っていると思いました。他の選択肢もあったけれど、PSYCHIC FEVERのキャラを考えた結果、「Perfect」が一番ハマるかなって。ELIONEさんも僕らに合うのはこれだって。僕ら的にも……でしょうねって。

ーー2人で音楽を作られていることを知っていたので、クレジットを拝見した時、2人で作った楽曲ではないんだなと思ったところもあります。

JIMMY:2人で作ったものにはWEESAメインの曲もあるし僕のもあるし、僕がゼロからビートを作ったもの、色々あります。ただ、今回に関しては、PSYCHIC FEVERから派生して2人で出ていくなかで、ELIONEさんやNvmbrr(ノベンバー)さん、ineedmorebuxさんといった、自分たちがお世話になった人、自分たちを支えてくれた人と作るのがいいなって。

WEESA:僕らがデモを作ってアドバイスをもらってたのがこのメンバーだし、自然にリリックも一緒に書きながらやったほうがいいんじゃないかって。僕たちもそのほうがいいと思いました。

JIMMY:それによって思い入れのある作品になったし、自信を持って皆さんに聴いてもらえる作品に仕上がったと思います。

WOLF HOWL HARMONY「音楽で熱狂的になろうぜ!」青春3部作でウルフの縄張りは拡大、国境越えも

2024.05.27 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEの4人組ラップ&ボーカルグループ、WOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー、以下、WHH)が新曲「Pink Flash Lights」を配信リリースした。80年代を色濃く感じるこの曲を皮切りに、WHHは新曲を3曲連続してリリース。青春をテーマにした三部作なのだという。昨年8月のデビューから確実に成長を遂げているWHH。3部作への挑戦を経て、彼らの視線の先にあるものは?

 

青春をテーマにした三部作


ーー先日、新曲「Pink Flash Lights」がリリースされました。この曲は青春をテーマにした3
部作の第1弾とのことですが、3部作に取り組むことになったのはどうしてですか?

RYOJI:このタイミングで3部作って連続で出させていただけるのは本当にありがたいことだと思っています。3部作には考えてそうなったということもあるんですけど……

GHEE:1曲に収まらなかったんですよね、話がありすぎて(笑)。

RYOJI:そうなんです。次はどんな音楽を届けよう、僕たちが等身大のままで届けられる音楽ってなんだろうって思ったときに、”青春”かなってなって。”青春”っていくつになってもしてもいいものだって思っていますし、聴いてくださったみなさんと一緒に青春できるような楽曲を作りたいねって、いろいろチームで話したんですよね。

GHEE:Chaki ZuluさんとかT.Kuraさんと電話でね。男の青春話です。例えば、恋愛だったら自分たちがどうだったのかとか、どういう恋愛をしてきたのか、とか。赤裸々に語ったら、やっぱ男って女々しいよなって話になったりとか。そういう話を組み立てていったら1曲には収まらないねって。そのあたりで、僕ら4人が幼なじみだったらっていう考え方で作ったらどうかっていうのが出てきたんですよね。

ーー幼なじみという考え方というのはどこから?

RYOJI:それは、周りの方から、僕らは兄弟みたいだとか家族みたいだとか言われることが多いからです。LOVERED(WHHのファンネーム)の皆さんの中にそういう部分を好きになってくれる方もたくさんいらっしゃるし、幼なじみっていう関係性で作るのはいいんじゃないかって。

デビュー5周年のBALLISTIK BOYZ、さらなる高みへ! 決意と気合のニューシングル『HIGHER EX』に詰め込んだもの

2024.05.23 Vol.Web Original

 国内外で精力的に活動を展開している、EXILE TRIBEのBALLISTIK BOYZが5月22日にデビュー5周年を迎える。その記念すべき日にニューシングル『HIGHER EX』をリリースする。現在進行中のツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 “HIGHER EX”」のキックオフシングルで、表題曲には、より高みを目指そうという7人の熱い思いと決意が込められている。5周年を経た今、彼らの視線の先にあるものとは?

心のそこから楽しいツアー  “HIGHER EX”


ーー 最新ツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 “HIGHER EX”」の真っ只中。そろそろ日程の半分というところまで来ました。

日髙竜太(以下、竜太):今までで本当に一番楽しい、心の底から楽しいツアーになっていると思います。バンドと一緒に回っているので、バンドならではの演出やアレンジもできるので、来て下さった方にも、BALLISTIK BOYZの音楽性を存分に堪能してもらえるツアーになっているのかなと思います。これぞライブだな!っていう、いい緊張感もありますし、グループとも、自分とも向き合えるライブになっていると思います。

海沼流星(以下、流星):僕も楽しい。やりきれるというか心残りみたいなのがない。毎公演本当にやりきってて、すごく楽しいなと思えるんです。こういう僕らが感じている楽しさがファンの皆さんにも伝わっていたらうれしいです。

深堀未来(以下、未来):僕はちょっとホッとしてるかな。今回のツアー、とても気合が入っていて、いろんな思いがこもってる分、どういう表現をするかっていうことに……もちろん自信はあったんですけど、ファンの方々にささらなかったらどうしようって不安もあったりしたんです。特に最初の頃は。だけど、しっかりと良い反応が返ってきて。

砂田将宏(以下、将宏):ツアーをしていると今日は何点の出来とか、なんとなくですけどあるんですけど、今回は高得点を出すのが難しいツアー。いろいろ詰め込んだし、自分たちが試されるライブにもなってるので……。

ーーアルバム『Back & Forth』でお話を聞いた時にやりたいことがいっぱいあって大丈夫なのかと心配されていた気がするんですけど、それは……?

将宏:それはどうにかなりました!

竜太:まとまりました!

将宏:デビュー 5 周年、昨年の “N.E.X.T.”ツアーを経てというところもあったりで、ここからどう突き抜けるかを試される年でもあります。言葉で伝えるよりも、その覚悟と気合をパフォーマンスで伝えることを重視して構成されたツアーなので、その思いが伝わればいいなって思っています。

奥田力也(以下、力也):何回も見たくなるような内容になったよね。初日が岩手だったんですけど、次の公演にもう一回来て下さる方がいたりして! ツアーがスタートした段階でそういった声をSNSで目にしたりして、こうなってくれたらいいなって自分たちが思ってたことがファンの方たちにも伝わっているのかなって。

流星:スタートから、ファンの方が今まで以上に僕らの思いを感じ取ってくれているのが実感としてあるよね。回数を重ねれば重ねるほどより素敵なライブになってくるんじゃないかなって。

力也:僕は、このツアーを通して、僕たちのより新しい、フレッシュな姿を見てもらえるんじゃないかなと思っています。

ーー新しい、フレッシュというところでは、ツアータイトルにもなっている新曲「HIGHER EX」はもちろんですが、ニューシングルに収録した新曲も披露しているのですか? 反応はどうですか?

加納嘉将(以下、嘉将):「HIGHER EX」はパフォーマンスする時に見せつけるというか圧倒できたらいいなと思っていたので、それは実現できてるんじゃないかなって思います。ファンの方からも「HIGHER EX」が一番好きっていう声もいただきました。

松井利樹(以下、利樹):最初はライブで初めて聴いていただいているような状況だったので歌詞の内容も100%伝わってるわけじゃないだろうと思うところもあったんですが、それでも僕たちの思いを受け取ってくれてる感じがして……感謝しています。

嘉将:他の新曲のウケもいいよね!

利樹:楽しんでくれてる印象はあるね。

EXILE NAOTOの“HONEST”な挑戦! 写真集、ソロツアー開催と初めて尽くしの不惑

2024.04.09 Vol.Web Original

 EXILE NAOTOが渋滞中だ。先月3月20日に自身が率いるヒップホップグループ、HONEST BOYZがファーストアルバム『HBZ』を配信リリースし、翌21日にはファースト写真集『Onestà』を発売。4月7日からは自身初となるソロツアーも始まった。不惑を迎えた彼に、今のHONEST(正直)な思いを聞いた。

 

写真集、アルバム、ソロライブが一緒に来た


 EXILEら
が所属するLDH JAPANには、いくつものプロジェクトを掛け持ちし、いろいろなアプローチでエンタテインメントを届ける人物は少なくないが、EXILE NAOTOも間違いなくその1人だ。EXILE、三代目 J SOUL BROTHERSで活躍。VERBAL(m-flo / PKCZ)、SWAY(DOBERMAN INIFNITY)、MANDYこと関口メンディー(EXILE / GENERATIONS)からなるヒップホップグループのHONEST BOYZのリーダーであり、そしてアパレルブランド「STUDIO SEVEN」ではディレクターを務める。

 3月末、都内のスタジオで話を聞いた。「いっぱいあるんですよ、今週は。今週なんですよ、全部!……いろんなことが噛み合ったらこうなってたみたいな」と、EXILE NAOTO。屈託のない笑顔にこちらもつい笑ってしまう。

 先日、ファースト写真集『Onestà』(幻冬舎)を出した。タイトルは英語のHONESTをイタリア語で、NAOTOが自身の活動で使う屋号ともいえる「HONESTBOY」から取ったもの。HONESTBOYは自身が親からもらった直人という名前に由来するという。

 昨夏、40歳になった。以前に写真集の話もあったというが、なぜ今、このタイミングで写真集に”挑戦”したのか?

「写真集のようなもの? そういうのを出しませんかという話があったのはもう随分と前のことになります。ただ、その時は自分が写真集を出すイメージがつかなかった。写真集って、めちゃくちゃイケメンだけに許された世界みたいなイメージで、自分はそんなつもりは全くないから(笑)」

 そんな思いを動かしたのはファンの声。「この写真集は、自分が作ったというのも確かにあるんですけど、ファンの皆さんと一緒に作ったと思っています」と、NAOTOは言う。

 昨年、三代目 J SOUL BROTHERSはライブツアーと並行し、ファンと触れ合うミーグリ(Meet & Greet)ツアーも行った。

「ミーグリツアーではファン方々とかなり近い距離で会話ができるんです。ただ、ファンの方々にしたら(会話ができる時間は)秒……その限られた時間で、写真集待ってます!って。待ってくれてる人がそんなにいるんだなって思いました。そのほかにも、”HONEST BOYZのアルバム出してください!”だとか、”ソロツアーやってください!”っていうのもありました。……それを全部やろうって思って。そしたら今、アルバムと写真集が一緒に来て、まもなくソロツアーも始まるっていうことになっている(笑)」

「Just Like Dat」のPSYCHIC FEVER、次の一手はライブ映え! ツアーをヒートアップする最新作リリース 

2024.04.04 Vol.Web Original

 EXILE TRIBEの7人組グループ、PSYCHIC FEVERが注目を集めている。国内外でリスペクトを集めるラッパー、JP THE WAVYと組んだ楽曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」が世界各地でBUZZを起こした。その熱気が続く中、最新EP『PSYCHIC FILE II』をリリースし、次の一手を打った。最新ツアーの開幕も迫る。世界にまた一歩近づいたPSYCHIC FEVERの剣、中西椋雅、そしてWEESAの3人にインタビューした。

ーー「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」(以下、「Just Like Dat」)の反響がすごいです。一時期は聴こうとしなくても耳に入ってくるような感覚があったぐらい。久しぶりな感覚でした。

剣:そうなんですか!SpotifyのBuzz Trackerに選んでいただいて、渋谷とか9カ所で、僕たちの写真がモニターに映し出されて、僕も見に行ったんですけど行ったときにはもう……。期間限定だったので見られなくて……。

中西椋雅(以下、椋雅):ちょうど僕らがベトナムに行っている時だったんですよね。

ーー「Just Like Dat」が注目を集めたことで何か変化はありましたか?

剣:みんなが歌ってくれるようになりました! 今までも、聞いたよ!とか、いいね!って声をかけていただくことはあったんですど、これでしょみたいに鼻歌で歌ってくれたり、「Just Like Dat」ってところの振付をやってみせてくれたり(笑)。うれしいです。

椋雅:初めて海外で「Just Like Dat」をパフォーマンスしたのがベトナムで、30分ぐらいのパフォーマンスだったんですけど、一番の盛り上がりでした。「Just Like Dat」ってところは大合唱になるんです。この1-2年海外で活動してきた中で、一番感動したかもしれない。


「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」が流れまくった、3人が見られなかったあの日の渋谷(編集部撮影)

ーー感動を更新してますね! でもその感じは想像に難くないです。曲が始まった瞬間にオーディエンスは「キター!!!!」って感じでしょう?

椋雅:そうです、ギャー!って。この曲が本当に浸透してるんだなって思います。

WEESA:……すごいよね!

ーーライブの鉄板というか、何があっても「Just Like Dat」があれば大丈夫みたいに…

椋雅:それを超えていかないとならないですけど(笑)。

ーーそうですね(笑)。

THE RAMPAGEの鈴木昂秀 ワンチャンドッキリと思った主演映画で魅力ジワリ〈ただ、あなたを理解したい〉

2024.02.23 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEのパフォーマー、鈴木昂秀が主演する映画『ただ、あなたを理解したい』(碓井将大監督)が2月23日に公開となる。これまでにも映画やドラマ、舞台などさまざまな場所で演技に挑戦してきたが、本作で映画初主演。THE RAMPAGEやそこから派生したヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGEでは年下で弟キャラの鈴木。この映画に出会えてラッキーだった? 鈴木に聞く。


 公開を控えた2月13日、鈴木は都内の映画館でともに映画を作った面々と舞台挨拶に立っていた。ステージの真ん中で、共演者たちの言葉を受けて顔をくしゃっとさせて笑ったり、ツッコミを入れて盛りあげたり。応援に駆けつけたMA55IVE THE RAMPAGE(以下、MA55IVE)のメンバーは、そんな鈴木の姿を誇らしく思ったという。

 インタビューしたのはそれよりも少し前。主演映画の話でインタビューを受けるってどんな気持ち?と聞くと「ちょっと不思議です。だけど、やっと公開できる、みなさんに届けられるといううれしさがあります」

『HiGH&LOW』シリーズや舞台作品への出演経験はあるが主演は初めて。出演の経緯を聞くと「映画に主演しませんかって、おいしいなーって思って」と素直過ぎる答えが返ってきた。

「その時点では、僕には具体的なストーリーであったり詳しいことは知らされなかったので、ワンチャン、ドッキリか何かかなとも思ったんです。それから時間が経つに連れて、ちゃんとしたプロットが届いて、本当なんだって。青春系を演じてる自分を想像してなかったし、演じるのがすごく楽しみになりました。台本が届くと(主人公は)自分っぽくてやりやすそうだなって感じましたし、作品への興味もどんどんどんどん湧いてきて、この作品をどうしてやっていこうかって、すごく楽しくなりました」

BALLISTIK BOYZ、最新作は「大きなターニングポイントになる」 2年ぶりのニューアルバム『Back & Forth』をリリース

2024.02.21 Vol.Web Original

 7人組ダンス&ボーカルグループのBALLISTIK BOYZが待望のニューアルバム『Back & Forth』を2月21日にリリースする。約2年ぶり、通算3枚目となる本作は、タイでの活動や経験と、新たな段階 = NEXT レベルへと進む7人の意志を強力に反映した作品に仕上がった。本作にどのように向き合ったのか、メンバーに聞く。

ーー ニューアルバム『Back & Forth』のリリースが迫ってきました。前作から約2年ぶり。どんな作品にしたいと思っていましたか?

 砂田将宏(以下、将宏):タイトルを直訳すると「行ったり来たり」。僕たちはこれまで、本当にトライ & エラーを繰り返しながら、いろいろなチャレンジをしてきました。進んだと思ったら、ちょっと戻ってみたりすることもありましたが、着実に進んできたと思っています。そういったこの2年間の自分たちを表すようなアルバムにしたいと思っていました。

ーー 前回みなさんとお話したのが『All I Ever Wanted feat.GULF KANAWUT』のリリースのタイミングで、昨年の9月ごろだったのですが、その次点で制作は進んでいたんですか?

 将宏:そうですね。ただそれも『Back & Forth』な状況ではあって(笑)。

 日髙竜太(以下、竜太):アルバムのリリースは2年ぶりということもあって、納得いくものを出したいと思っていました。この2年で発表した楽曲を見返して、他にどんな曲をやるべきなのかというのを色々考えて話し合いました。

 将宏:行ったり来たり(笑)。昨年のツアーでも披露させていただいた、僕らがゼロから作った楽曲でもある「N.E.X.T」がアルバムのリード曲になっても良かもしれないという話し合いもありましたが、リリースの頃には、年も新しくなる。そうすると、みんなが知らない曲をリード曲にしたいよねと最終的に意見が一致して、自分たちがやりたい曲って何だろうとメンバーで考えたんです。

ガッツリ踊る WOLF HOWL HARMONYにドキドキ? 最新シングル「Frozen Butterfly」で未知のウルフに会える

2024.02.14 Vol.Web Original

 LDH史上最大規模のオーディション「iCONZ〜Dreams For Children〜」から誕生した4人組ボーカル・ラップグループ、WOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー)が2月14日、セカンドシングル「Frozen Butterfly」をリリースする。数えきれない人をドキドキさせて、結果もしっかりと残したデビューシングル「Sweet Rain」に続いて彼らが届けるのは、彼らの葛藤や思いを綴った、ちょっとした懐かしさとフレッシュさを兼ね備えた踊りたくなる楽曲。同じオーディションから飛び立ったグループが踊りまくる一方で、歌声でオーディエンスを湧きたたせて来た彼らが踊りだしたら……!?

満場一致で決まった「Frozen Butterfly」

 

ーー 新曲「Frozen Butterfly」は昨年末の「LDH LIVE‐EXPO 2023」で初披露されましたが正直驚きました。みなさんのファーストインプレッションは?

RYOJI:WOLF HOWL HARMONY(以下、ウルフ)は、プロデューサーのDARUMAさんを筆頭に、ファクトリーと呼ばれるチームで楽曲制作をしていて、「Frozen Butterfly」もファクトリーから何曲か候補が上がってきたところで試聴会をするみたいに聴きました。

 僕が感じたのは、新しいけど、どこか懐かしいなってことでした。2000年代ぐらいのサウンド感があって。それにバイオリンとか、クラスターのエッセンスも入ってたりとか、ウルフらしさがあるなって思いました。

ーー踊らないわけはないよねといったダンサブルな楽曲です。

SUZUKI:次の楽曲あたりでガッツリ踊るっていう話は結構前から出てはいたんですよね。「Frozen Butterfly」をリリースしようっていう前から。

RYOJI:実際にどの曲に取り組むかっていうのは、みんなで一緒に決めていくんですけど、満場一致でこれがいいよってなったのが「Frozen Butterfly」のデモ音源でした。

ーー ファンの方の手元に置かれる2枚目の作品。いよいよリリースとなった今の気持ちは?

SUZUKI:最初のシングルを出した時から次はいつ出そうかって先のことも全部想定しながら進めてきたので、出せるタイミングが来たことがすごいうれしいです。『Sweet Rain』を超える作品を作ろうと思って取り組んでいますが、いろいろな方にサポートしていただいてすごく盛り上げていただいたデビューシングルを超えるのは本当に簡単なことじゃないと思っています。

 ただ「Frozen Butterfly」は、これまで届けて来た曲の中ではちょっと毛色が違うので、僕たちの新たな一面を見せられると思っています。それにこの曲は、僕たちの強さも出せる楽曲で、人の背中を押せるような内容になってもいるので、ガッツリかましたいなって思っています。「Sweet Rain」も最高の楽曲ですけど、それを更新していかないといけない。

PSYCHIC FEVERが個人技聴かせる最新EP! JP THE WAVYと化学反応「たくさん引き出しもらった」 

2024.01.19 Vol.Web Original

EXILE TRIBEの7人組グループ、PSYCHIC FEVERの2024年が本格的に始まる。19日にデジタルEP『99.9 Psychic Radio』をリリースする。タイ・バンコクでの半年にわたる武者修行を終了したあとも、日本での活動はもちろん、精力的にバンコクやアジアに足を運んで、アジアにおける存在感を確実に大きくしている彼ら。今年は何をする?

 

「Temperature」で化学反応が起きた

ーー最新EP『99.9 Psychic Radio』について聞かせてください。制作は単独ツアーが終わったぐらいからですか?

JIMMY:昨年の夏ぐらいからですね。JP THE WAVYさんプロデュースで1曲作ろうってことになって、自分たちが作りたいもののリファレンスを出したりして、いただいたのが「Temperature」(2023年10月配信リリース)でした。

ーーEPにも収録されているジャージードリルを取り込んだ楽曲ですね。

中西椋雅(以下、椋雅):はい。で、もともとはその「Temperature」だけの予定だったんですけど、まあこれが良くて(笑)。

JIMMY:化学反応が!

小波津志(以下、志):WAVYさんも、もっとやりてー!って言ってくれて。

椋雅:JP THE WAVYさんのオールプロデュースでのEPに発展しました。

JIMMY:収録されている4曲が本当にバランスがいいんですよね。「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」は2000年初期のリバイバル、「Psyfe Cypher」はラッパー曲でラッパーだけでもしっかりとパフォーマンスできる曲です。「Temperature」は僕らのデビュー曲「Hotline」のラインにある恋愛ソング、そして「Rocket(Take You Higher)」がボーカルを堪能できるメロウな曲。自分たちの取り柄をうまくピックアップした曲が揃いました。

ーー JP THE WAVYさんとの作業は楽しめましたか?

剣:もちろんです。時間を作ってみんなで意見を出し合おう!みたいなのはあんまりなくて、レコーディング中だったり立ち話してたりするなかでのコミュニケーションなんです。だから、こういう曲がやばいかもね、こうやっていくと僕らにはいいかもねとか、自分はこう考えているといったこともしゃべってしまう……。

椋雅:歌っているときに「適当にやってみて」って言われて。レコーディングで適当に歌うなんて経験がなかったので、手探りでやってみたんですけど、そっちの方がいいねって。ラフな感じやオラついた感じが出たって。レコーディングだったのにスキルアップにもつながるような時間になったのではないかなと思います。

渡邉廉(以下、廉):僕の時もWAVYさんはブースの中まで入ってきてくれて、こうやるんだよって。すごい真剣に向きあってくれているんだって光栄に思いましたし勉強になる。アドバイスが分かりやすいし……

椋雅:本当に的確なんですよね。

半田龍臣(以下、龍臣):僕はWAVYさんの楽曲をずっと聴いていたので、こんな近い距離でラップを教えてもらえて、レコーディングにも立ちあってもらえるなんてすごく幸せな時間でした!

WEESA:僕も中学生ぐらいからずっと聴いていた人だから、ただうれしかった。こんなに付き添ってくれるんだってね。WAVYさんはお腹がすいちゃうぐらい長時間レコーディングに付き添ってくれるので、お腹空いた、ハンバーガー頼もうよ!って、一緒にハンバーガーを食べたのは結構楽しい思い出です(笑)。

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